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2004年08月27日(金) お互い様の関係


先日美容室で
いつもはおちゃらけたお話ばかりなのに
真面目な話で私の担当の人と
盛り上がってしまいました。


先日その担当さんのところに
それは朝の8時というはやさです。
電話で予約した
初めてのお客様が見えました。

その女性は結婚式が午前中にあり
髪をアップにしたいとのことでした。
何年もカットを彼女の担当されていた
美容師さんは「時間外なので出来ません」
との一点張りでした。

仕方なく彼女は
住んでいる街のあちこちくまなく
美容室に電話をいれたのだそうです。
断りの電話ばかりで気が滅入ったとの事。
「時間外料金もらってもよければ」との
私の担当の美容師の返答で
胸を撫で下ろしたようでした。


「なんだか理不尽な話だね」
何年もお付き合いしているのに
何故拒否するんだろう。
考えても私には理解が出来ず
怒りがこみ上げてきました。

「そういうお店ならもう私ならいかないな」
「その人に聞いたら結構有名な店だったよ。
 ま、そういう店の対応しているんだろうな。
 人としてどうなんだろうな」

私の髪を調整しながらカットしながら
鏡越しに応えました。


初めての美容室に
足がすくんだ想いを思い返していました。
緊張して髪形も納得いかない事も言えずに
料金を払った事を何度も悔やみました。


今の担当の人とは
髪を通してお付き合いが長く続いています。
たぶん人としてお付き合いが出来たせいだと
思っているから。

営業もお客様には違いないのですが
人として扱ってくれた部分が大きかったのです。
手持ちの予算に応じたり
手入れの手軽さを重視した髪型にしたり
彼なりに努力したんだと思っています。
それが伝わるから
私もお店の対応というより
人としての気持ちを重視しました。

人として育てるっていう
大それた事ではありません。
お客と営業との最低なラインはあるけれど
やはりおかしいと思ったことは伝えてみるべきです。
お互い様の関係なのです。

恋愛関係に陥ることなく
信頼関係で金銭やり取りできる関係もいいなと
思ったのは彼が初めてです。

「ちゃんと起きて仕事してる?」
「ちゃんとやってますよ、
 へんなところに厳しいんだから瑠唯さんは」
「でもさ聞いてそうで聞いてないよね?人の話」
「まったく口から生まれたんじゃないの?」

80年代の洋楽が流れる
美容室がある3階から見える街の風景は
慌しく人々が商店街を通り過ぎていきました。



あの早朝の彼女は
その後も何年も通った美容室に戻るのかな、
そう思いつつ日々過ごしています。


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