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2004年02月19日(木) 小さな証 と 心地よい束縛感 〜 指輪


外したプラチナの結婚指輪は
鏡台の引き出しの隅に眠っている。
かれこれ結婚した年数の半分くらい
占めるようになってしまった。


初めて指輪をしたのは
何時だろうと考えたら
おままごとや工作で作った
アルミホイルの指輪が最初。

本物の指輪は
初めてお付き合いした彼から
誕生日プレゼントとして頂いた
ピンク色の小さな石が光っていた。
左の薬指にはめた、
あの時の想いはまだ覚えている。

同じ時期に彼と同じ学校の友人に
「へぇ、アイツそんなプレゼントするんだ。」
と眼を丸くしていた。

「お付き合いしている人がいます」

あの頃は指輪に対して
小さな証を他の人に見せる
そんな優越感もあったように振り返る。

そんな思いも段々薄れてしまい
彼と別れてからもしていた。
左の薬指はやめて
右の薬指にはめ直した。

「まだ想いが残っています」

仕事を始めて、お食事に誘って頂いた席で
「彼氏がいるのですか?」
聞いた彼はそれまで酔っ払っていたのに
その質問は真剣だったから
それまでの話をしなければならなくなった。


何年の間に
何度かくっついたり離れたりした後に
一緒に買った結婚指輪。

妊娠した際に体質が変わって
指輪の接している皮膚が赤くなって
かゆみが生じた。
むくみも出てきていたので外した。
出産後はめたらまた皮膚が赤く反応してしまった。
困っていたら彼が

「一緒に外しておくよ」

大分あの日から時間が経過しているので
再度指輪をつけてみたい気がするのだが
勇気がなくなっている。

鏡台の隅に二つの指輪がならんでいる。
左指の薬指には見えない証が光っている。


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