夢の痛み - 2003年10月28日(火) 年に一度あるかないかというレベルで心がささくれ立っていたせいか、細い蛇に腕に絡みつかれて咬まれる夢をみた。あまりに設定が奇妙で長い夢だったのでショッキングな場面しか覚えていないのだけれど、少なくとも私は二度は咬まれた筈で、そのどちらの時にも明らかな痛みが走った。「あ、来る、」と思った時には、予測通りのタイミングで咬み付かれた。私はじっと気持ち悪さと痛みに耐えるだけで蛇を振り払おうともしなかった、現実の私は爬虫類がもの凄く苦手で、姿を認めただけでパニックに陥って悲鳴をあげそうになるのに、夢の中では嫌悪感を感じながらも腕に絡みつかせていた。あんなことが実際に起こったら、多分失神してしまうと思う。二度目の時にはもう自分が夢の世界にいることを知っていた気がする、お願い早く醒めてと願ったようなおぼろげな記憶がある。 小さなフットランプだけが点った部屋で目醒めて、誰にとも無く責めるような気持ちになる。…夢に痛覚があるなんて、ひどい。本当のことじゃないのにあんな風に生々しく痛いのは辛い。私の夢は多分わりと鮮やかなほうだろうと思う、触覚も味覚も嗅覚も痛覚もあるからおいしいものを食べて幸せなこともあるけれど、ごく稀にこういう負の恩恵を受ける。 -
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