夕暮塔...夕暮

 

 

涯のない - 2003年02月20日(木)

涯のない日々を思えば何もかも遠ざかるように波に巻かれて




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「だからあんたは、あっけらかんとしていけばいいんだと思うよ、本当に。…それが最善の策だよ」
その思いがけない真剣さに、一瞬惹き付けられて、そのまま目を離せなくなってしまった。
わかった、そうする。あっけらかんと、なにもなかったみたいにして笑って過ごす。そう伝えると、彼女は「それがいい」と何度も頷いた。そんなやり方しかないのかと考えると僅かに胸が痛いけれど、仕方ない事なのかもしれない。色々なものに波を立てない事を優先する、こういう消極的な責任の取り方もあるのだと、半分納得いかない自分に言い聞かせる。
きっと1年も経てば、薄れていく。
時間が優しい薬になってくれたらいい。何かをゆっくりと、変えるのではなく癒すようなものであればいいと思う。


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