橙光 - 2003年02月15日(土) 地下鉄がなめらかに四谷で浮かび上がると、地上は既に夜だった。オレンジ色の光がゆっくりと空を移動している、飛行機かヘリかわからないけれど、切り取られた視界の隅がちかりと光るのが計算されたみたいにきれいだと思った。 久しぶりに赤坂に向かっている、月曜の勤務先の一番の古株の女性が資格試験に合格したのを祝う会のために。東急ホテルの名前が変わっているのに驚いた。いつからだろうか。近頃少し流行っている変わった趣向の店、通された席で私は上座から2番目に座る。本当はその人がここに座るべきと思うけれど、彼女は上司の隣に座りたくないのだ。というよりは、ここにいる誰もがそれを避けたい。 -
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