TVドラマにファッションは欠かせないが、ファッション自体が題材の話って案外少ないですよね。 出演が黒木瞳&香里奈と聞いただけでも目の保養にぴったりのドラマです。
天野絹恵(香里奈)は一流百貨店の布団売り場のエースだが、ファッションセンスはゼロ。 この絹恵が突如、オシャレの本拠地・婦人服売り場に転属になり、ファッション界のカリスマ神保美姫(黒木瞳)の元でファッションの何たるかを学んでいくわけですが。
あの華やかで可愛くてカッコイイ香里奈がダサイ役。 香里奈でも、ダサい服着せてダサい髪型すれば、垢抜けない子に変身できるものですね。 ま、メガネで隠しても顔の造作自体は美しいので、「おブス」とまでは思わないのですが‥‥でも確かに婦人服売り場にはいないタイプです。 特に靴がダサいのでせっかくの足がキレイには見えず、よってスタイルも良く見えず‥‥。 土台が香里奈なだけに、それをも台無しに出来てしまう服選びの恐ろしさ、大変な説得力がございます。
しかし、このセンスゼロの絹恵の役、香里奈いい感じに演じてます。 「人は見た目じゃない」と言いながらも「ダサイ」と言われて落ち込む表情、人目を避けるように逃げ込む雑踏。 一転、売り場が危機に直面すれば根性を見せる。 コートの入ったダンボールを抱えて階段を駆け上がるシーンは、なんか一生懸命で可愛かったです。 容姿の可愛さとは別の、女の子がド根性全開する時の可愛さで、思っていたより引き出しの多い女優さんなんだなあと認識させられたシーンです。
2話目の後半あたりからオシャレ修行を頑張り始めた絹恵。 他の店員達には及ばないながらも一応普通の女の子程度にはシャレたものを着るようになり、メガネもやめ、髪もオバサン縛りをやめました。 そして3話目のラストには更にグレードアップ。 髪もカラーリングバッチリ、服も一般人よりリードした感じになって実物「香里奈」にほぼ近づきました。
4話目では、コーデの難しそうな服に自ら挑み、売上に大きく貢献。 ‥‥ここまで来ると、いくらなんでもセンスアップの成長速度が急激すぎるような気もするんですが。 普通女の子がおしゃれに目覚める時って、オシャレなものを身につけるようになる→見よう見まねでコーディネイトするようになる→色合わせや丈の長さなど細かいところで失敗しながら磨かれていく‥‥とかさ、段階ってものがあるじゃないですか。 もうちょっと絹恵がオシャレを学んでいく様子を丁寧に描いて欲しかったです。 ま、かわいいコーデをたくさん見られるのは楽しみですが。
そして、外見修行は及第点とっても、お仕事修行は始まったばかり。 マネージャーにも昇進して仕事の責任もぐっと増え、お仕事ドラマとしての側面が強く出てきました。 何となく職場の人間関係だけを描いている「お仕事もの」とはちょっと違うようですね。 美姫の華やかな鬼っぷりも今後ますます見物です。
で。 その美の女神たる神保美姫(黒木瞳)。 ファッション界で強力な存在感を放つカリスマ的存在らしいが、その名に違わぬ美しさ〜。 毎回、ヴィトンだかエルメスだか、すごい衣装を堂々と着こなし他を圧倒。 あーんな巨大ゴージャスアクセサリーとか、一般人は冗談でもコスプレでも着けられないです‥‥。 絹恵が身近なお手本ファッションなら、美姫は完全に目の保養ファッション。 各ランクのファッションが鑑賞できるのもこのドラマの魅力ですね。
一応ドラマの公式ホームページも見てみましたが、これがびっくり。 衣装協力のブランドとタイアップして、ホームページからダイレクトにネットショッピングが出来るシステムになっている。 これ‥‥いい考えですね。 ドラマ見た後はなんか服が欲しくなりますもん。 ちょっと覗いてみたけど、値段も手頃。 ちゃんとカテゴリが登場人物別になってるのもいいですね。
これから本格冬服だしなあ。 わたしもいっちょ、洒落たお洋服でも買いましょうかねー。 服買うとそれに合わせて小物も欲しくなるから際限ないんだけどねー(笑)。 『リアルクローズ』見て研究でもしよう。
|