感想書こう書こうとぐずぐずしてるうちに最終回を迎えてしまいました(笑)。 今更という気もしますが、まあ今期一番の出来だったと思うので、やはり感想書きます。
10歳の子供が7歳の子供を殺害してしまうという衝撃的なこのドラマ。 自分の子供が殺されたら…想像するのも恐ろしいあってはならないことですね。 子供を狙った事件が報道されたりすると、子供を持つお母さんは人ごとでなく心配なことでしょう。 …が、「被害にあうのも心配だけど、自分の子が将来殺人者になる可能性もないわけでは…」とそっちの不安もけっこうリアルなものらしく…。 そんな可能性は百万に一つもないと思いますが、そう語る子持ちの友人はわたしのまわりにも複数います。 このドラマは「そのような不安が現実となってしまったら…」というところを描いた恐ろしい作品です。
原作は被害者側の母親が主人公らしいですが、ドラマは加害者側の母親(稲森いずみ)を主役としていますね。 被害者と加害者、両方のサイドを丁寧に描いているので、どちらにも共感してしまいます。 自分の子供が殺されたらそりゃーどんなに謝られても許す気になんかなれないよなーと思う一方、加害者側の親はそれを一生背負っていくんだなと思うとそれはそれであまりにも不憫で。 殺人犯が出てくるドラマはゴマンとあるが、ゴマンとありすぎて「殺人犯=よくある設定」になり下がってる気がするが、この作品は本人ではなくワンクッション置いてその肉親という視点にすることによって、人を殺すことの重さがズッシリと伝わってきてたように思う。 うーん、毎週見るたびに考えさせられるドラマでした。
ひとつ不満を言えば、加害者側の少年が殺人を犯してしまった動機は少し弱いように思いました。いくら自分の家族を悪く言われたとはいえ、相手が絶命するまで頭を打ちつける理由としては説得力に欠けたかな。
いずれにしてもこれだけ若い人物の罪を描いたものは初めて見たので、未成年の犯罪それも14才以下の児童の措置がどのようなものであるのか、今回それがよく判って勉強になりました。 更正センター(少年院の児童版?)に送られるというのもはじめて知りましたが、人一人殺してたった1年で出所するというのも驚きでした。まあ、子供の1年は長いけど…それにしても。
どもあれ、視聴しようかどうしようか最初は迷ったんですが、とりあえず初回だけ…と思って見てみて良かった。 やっぱり食わず嫌いはしない方がいいですね。
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