最近話題の海外ドラマ。 韓流の次はアメリカドラマがブームですよね。 その中でも『HEROES』と『アグリーベティ』はぜひ見てみたいと思っていたのいだが、そんなある日、会社同僚から『HEROES』シーズン1の全話分のDVDを借りることが出来ましたー。「ヤッター!」
で、見ました。全23話のうち、現在21話。 けっこーハマります。 ネタ自体が超能力者の話ということで、それだけでも面白そうですよね(サイキックSFものって、面白いかくだらないかのどちらかですがね)。
まず驚いたのが、日本の連ドラとの構造的な違いです。 世界各地にさまざまな能力を持つ者達があらわれる…という設定を聞いた時、わたしは勝手に「じゃあその能力者達が集結して、各自の能力を発揮して敵と対決していくのね」と想像していたのです(『サイボーグ009』みたいに)。 で、その「集結」は早ければ2話か3話、遅くとも5話くらいには実現するものと想像していた。 が。全然ちがった。 それぞれの能力者のシーンはそれぞれ別の物語として描かれ、最初は互いに関連性が無いかのように進んでいく。やがてそれらの物語が互いに交差したり接触したりするが、その接触も協力という形だったり、恋愛がらみだったり、救助だったり、殺し合いだったりとさまざまで、そしてすぐにまた個人個人に戻っていく。 『ゴレンジャー』の時代から培った戦隊モノの精神がここでは全然通用しませんでした(笑)。 それだけに展開がまったく読めず、続きが気になります。
登場人物達もいろいろで。アメリカ作品のヒーローものというとハリウッド大作映画ぽいのを想像していたのですが…なんか違ってました(って言うほど、アメリカ映画に詳しいわけでもないけど)。 サイラーが絶対的な悪なのはそうですが、彼に狙われる主人公たち(能力者たち)は善玉でも悪玉でもない。 ニューヨークに危険が迫っているという予言は物語当初から出てきたが、それに強い関心を持っているのはピーターとヒロとアイザックだけ。その他の能力者たちは英雄的活躍や迫り来る危機になど興味ナシ。 ネイサンは超能力なんてあってどうするの?という感じで、選挙に勝つための保身に余念が無いし、ニキ(ジェシカ?)は生活のために殺し屋はじめるし。クレアも自分の能力を忌まわしいと思っているし、パークマンは警官の仕事に能力を活用しつつもこの力のせいで家庭生活が壊れそうとぼやいている。
こうして、自分の能力を隠したり悩みの種にしている者が多い中、超能力者であることを無邪気に喜んでいるのが、ヒロ・ナカムラ。シリアスで緊迫感に満ちた展開が続く中、彼のシーンだけおもしろ珍道中記のようで妙〜になごみました。 でもって彼の「ヒーローになるんだ♪」ツアーに付き合わされて渡米する安藤君。 この役者さんは韓国系かどこかでしょうね。セリフは確かに日本語だけど日本人が聞いたら明らかにネイティブの日本語ではない。この安藤君の日本語がだんだん上達していくのも見ものでした。 最初の方に出てきた東京のシーンは、あれ、全部アメリカのスタジオセットで撮ったんでしょうねー。地下鉄のシーンも「東京メトロ」と書かれた表示の下を通勤客らしき東洋人がたくさん歩いているけれど…やっぱ日本とはなんとなーく違うなあ。 別に階段や通路に明らかな違いがあるわけじゃないんですが、やっぱ人間が…。 通勤客らしくスーツ着てぞろぞろ歩いていても、なぜか渋谷とか日本橋とか歩いてる真の日本の群衆とは違うオーラが出てるんですよね〜。何が違うんでしょう? インドの街中やお葬式シーンなども出てきたけれど、そっちは「フーン、インドってこんななんだー」と素直に見てました。これもインドの人から見たら「なんか違うじゃん」だったかもしれません(笑)。 外国人の視点なんてそんなものですよね。
ま、そのようにストーリー以外のところでも楽しんでいる『HEROES』。 アメリカの連ドラを見るのは、小学生の時に見た『大草原の小さな家』以来でしたですが、なかなか今時のドラマもいいですね。シーズン2も絶対見ます。
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