いつも楽しみにしているハリー・ポッターもいよいよ第6巻。今回も友人から貸してもらって読みました。とういうわけで感想を書きますが、ネタバレになりますので、まだ読んでない方はここで引き返して下さいねー。
前の巻に引き続き、またまさかと思う人が亡くなってしまいまして。 「重要人物が死ぬ」という話はだいぶ前から語られていたので「誰であろう」と自分なりに予想をたててみたりしましたが、あそこまで重要人物だったとは思わなんだ。 ダンブルドア校長は、最後の大決戦(?)で大活躍なさると信じておりましたのに! よくある「えっ!?やられたの!?」と思わせといて、実はちゃんと予防線が張ってある展開(服の下に防弾チョッキの世界)はハリポタでは期待してはならないと前の巻で学んだにもかかわらず、死喰い人との戦闘シーンが終わるあたりまで「ほんとのほんとに亡くなったんでしょーか…? 」と様子見していたわたし。 が、やっぱり本当に亡くなってしまった。厳しいところは厳しくキメますね。ファンタジーだからと言って、甘さを期待してはならないのですね。
でも‥でもさ。5巻でシリウス・ブラックが死んだ時に思ったんですが、ハリポタの世界って、亡くなった人でも肖像画の中などで生き続けられますよね。 生命体ではないけれど、故人の記憶と意思を持ち、現世の者と会話も意思疎通もできる存在ですよね。 シリウス・ブラックはどうして額縁の中からハリーに会いに来てくれないのでしょう?(肖像画が残ってないのか?誰か似顔絵でいいから書いてやれよ…)。 どーもハリポタの世界の死には種類が二つある気がする…。ダンブルドア校長は校長室の歴代校長肖像画に加わったようですが、あれはハリーや他のみんなに何か語りかけてくれるのでしょうか。
それにしても謎が深いのはスネイプですね。悪なのか何なのか? 今回の話で悪決定!と決め付けたいとこだが、この物語の法律ともいえる(?)ダンブルドアが絶対の信頼を置いているし。うーん、きっと最後までわかりませんね。 でもって、今回の巻は恋愛方面がにわかに活性化。 4巻あたりからちょっとずつ意識しあってるらしい描写もありましたが、いよいよ彼らも16〜17歳ともなると本格ラブコメの様相を呈してまいりまして。 ロンとハーマイオニーも長い歳月かけてわずかずつですが熟成が進んできたようですね。…いや、熟成という言葉はこの二人には全然似合わないですが(笑)。 今後もケンカしながら距離が縮まっていくのでしょう。
それはいいんだが。ハリーの相手がジニーとは。うーん…、ジニーかあ。 ここ2巻くらい急激に面白いキャラに成長し、わたしとしても好感度急上昇!と思っていた。 …が。それはジニー個人の話。 ハリーの相手となると「え?そうなの?」とちょっと意外というか心外というか…。 うーん、前巻あたりから活躍も魅力も増したとはいえ、わたしにとっては「ロンのきょうだいの一人、ウィーズリー家の一人」という位置から脱するほどに至ってなかったようで…。 でもロンの妹とくっつけばハリーは正真正銘ウィーズリー家の兄弟に加われることになるし、そういう意味では幸福な取り合わせ…なのか。いや、しかし…ブツブツ。 じゃあ、誰とくっついて欲しいの?と問われると困るんだが。 ハーマイオニーはダメだが(ロンがいる)、他にハーマイオニークラスの華をもつ女子がいない。 途中登場の印象的な女の子でもいればいいんだがなあ。 …ルーナ・ラブグッドとか? いやいや、それはいくらなんでも(笑)。 でもルーナも好きです。相手を一瞬怯ませる言動の数々。登場するだけで次に何を言い出すのか目が離せないキャラの一人です。
ともあれ、ヴォルデモートの出自の事情も明らかになってきて、「あークライマックスに向かっていくのね」という感じの第6巻。 うーん、ワクワクというよりさびしいです。 そうですね、今回は話全体がクライマックスへの前哨戦という印象でした。 「つなぎ」とまでは言わないが、これまでの巻は「秘密の部屋」とか「対抗試合」とか、それなりに1話で盛り上がって終結する軸があったんですが、今回はそういったものよりも最終巻への方向性の方を強く感じました。 話は暗く重く、厳しく激しくなってきた。前半の頃のおもちゃ箱のようなワクワク感が大好きだったわたしは、ちょっぴり昔を懐かしんでしまったり。 でも、楽しいだけがずっと続くのはこの話の本質ではないのですね。延々と同じ学年を繰り返す学園物とは違うのですね。
最終巻が日本語で出るのはいつのことでしょう。楽しみに待ちたいと思います。
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