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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年07月23日(火) 日記と言うよりメモ(午前中病院へ)

早起きをして10時に親元の駅へついた
母に飲みやすいカップを買って病室へ行く
よっ!
声をかけたが、こっちを向いたか判らない
目が開かない
私の声は聞こえてるようだ

ベッドのそばで声をかけた
水飲む?
頷く母
あんまり冷たいのは、お腹壊すといけないからね
そう良いながらもカップに水滴がつく位の水
ストローを唇につけると一気にゴクゴク飲み出した
後でちゃんとあげるから!(笑)
そう言うのにストローから口を離さない

『結構構飲んだな』そう思いながらも
かき氷があることを知らせると
口をあける母。
でも大きく開いた口が3口目には
あまり開かなくなった。
食べるか聞くと、悩むように首を傾げたので
やめた


点滴を代えた時にジョイントが甘かったらしく
外れてしまいベッドがぬれた
ベッドマットまでぬれた
母のパジャマもぬれた
でも母は何も言わない
私が気がついて、看護婦さんに言った
ベッドの交換を4人掛りでしてくれた
皆汗だく。女性ばかり。ものすごい重労働だ。

母はもう自力で横になることもできない
体を横にしてパジャマを着替えさせる時
どうするかそのままの状態で悩んで相談していた
母の顔がゆがむ
母の体を戻してください
思わず言ってしまった
ごめんごめん、辛いよね。一気にやるからね。
ベッドの交換と着替えとを終えたのは
点滴漏れを見つけてから1時間経っていた
ぐったりしている母

足の甲のむくみだけでもと思っていたので
片足30分程度さすたり
団扇で母に風を送ったり
2時間ほど黙って過ごした


探し物が見つからないと、言い出した
物が多いし、今は探すのは無理だから又今度探そうと答えた

氷を買いに出る、と声をかけると頷いた
病室に戻って声をかける
ただいま。
おかえり。暑かったでしょご苦労さん。
今日は暑いよー私でもバテバテだよ。
そっかー。
会話が成立した。

その後は会話は成立していない。
母の目を見てない。
やがて妹が来たので、私は会社に向かった。

また一段と悪くなったような感じを受けた。


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