みかんのつぶつぶ
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2003年08月27日(水)


バス停の後ろには線路があって、その線路沿いにはこんなお花が咲いていて。いつもとは違うバス停から乗ろうと思ってこの道へ下りてきた。でもいつもは通らない。なぜかというと、このバス停へ渡る横断歩道の脇に、お花がお供えされていて。ひき逃げ事件の看板は撤去されたけど、いつもお花が絶えることなく置かれていて、亡くなられた方のお父様が、供えてくださる方々へメッセージを残されている。
しゃがみこんで読むこともなく、ただ、渡り際に視線を落としたら目に入ってきたその文字たち。何食わぬ顔で白い線を渡る私。ご冥福を祈りながら知らぬ顔して。

この花を見つめるヒトの心を感じるのだろうか
黙って咲いているこの揺れる花

闘病記をこちらの日記へ移動中。少しづつ。
今日は、もう歳をとらない彼と同じ40代になる。



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