みかんのつぶつぶ
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去年の夏は、やっぱり連日猛暑で。 汗だくになって病棟の扉を開けると、 病棟事務員さんが気の毒そうに声をよくかけてくれて。
去年の夏は、 知っている命が三つ消えた。
膀胱がん 肝臓がん 白血病
去年の8月は、毎日強い陽射しで、 その熱も彼の生命力だと勘違いをしていた私がいたことに、 今年の夏、 やっと気づいた。
今年の8月は、 精一杯太陽の下で、 海の光と風のなかで、 私の生命を感じてみようと思った。
さよならは 別れの言葉じゃなくて ふたたび会うまでの 遠い約束...
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