みかんのつぶつぶ
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2002年06月19日(水) 変人の変人による変な悩み

本日は、懇談会でした。
一部進路についてのお話しなどあり、で。

この3年間で、4回目ですか、私が学校へ来るなんて。えへ。
1年生の時は入学式と部活見学で2回。
2年生の時はなし。
3年生になってこれで2回目。おほほ。

最後の懇談会なので、集まった母親ひとりずつご挨拶を。

うう、失敗した、来るんじゃなかった。と、内心。

葬儀へのお礼を述べさせていただき、以上、で席につく。

と、

先生、「何かありませんか、ご心配なことなど」



ご心配なことですか?そうですねえ。
うちの息子、勉強ばかりして、ちょっと心配なんですが?

まぁ〜〜〜うらやましぃ。
母親達のため息まじりな笑い声。

・・・・・・・・・・・ぴきっ

アンタらに何がわかるっっ
羨ましい?ふざけんな。

先生は真剣に、「彼は頑張ってますからねえ。上期に集中してるんですよ」

先生には、息子の切羽詰った感じがわかっているのだ。

「彼がニヤリと笑う時をそっと待ちましょう」と、付け加えた先生。
あなたはよく生徒のことを見ていらっしゃる。
さらに、「彼は変わってますよね。いや、変な意味ではなくて」

「変」という漢字を二文字も使ったね。

「僕も変わってるんで、よくわかるんです」

はあ。苦笑。


学校では変人、家では宇宙人ですか。




この学校、今年度から二期制にしたらしく。
期末テストは9月に実施し、上期の成績が出るという。

知らなかったぁ。



帰り際に、武道場をこっそり覗く。

剣道着姿の息子。
ずっと、ペースを崩さず、黙々とやってきたんだね。

その胴着の下で、どんな不安を隠しているかなんて、誰にも悟られずに。

通夜のとき、真っ先に出た言葉が、
「まったく知りませんでした。だって彼、2,3日前も朝練に出てましたよ」
と、顧問の先生が、目を真ん丸くして私に訴えてきた。

私が病室へ泊まるようになり、朝は不在だったけれど、
しっかりと早起きして出かけていっていたのだ。




これ以上、息子に何を望めばいいと?
文句をつけたい奴は、勝手に言ってろ。

親戚縁者、何かにつけて息子に対しての苦言を私にくれるんだけど。
あんた達に、うちの息子の何がわかってるの?何を知ってるの?

親がいいと言ってるんだ、黙っててくれ。
一般常識を、この時とばかりに押しつけないで。

一般常識以上の苦労をしていること、理解しようともしないで。


世の中、
口の上手い奴、言い訳がましい奴が通用するのは常で。

私の前では、絶対通用させません。
てか、それを感じた時点で視界に入れないね。
あえて指摘もしません。だって、言い訳させる機会を与えちゃうから。

我が妹、次女はリストに入っている。

姉妹でなかったら、絶対に交流しない人間。
本人にも宣言しておりますがね。彼女はへこたれません。
だって、どこまでもいい人でいたいから。

私のことをネタにして世間でお友達を増やす。
姉の知り合いなら自分も知り合い。
お姉さん元気?とか聞かれようものなら、得意になって喋り出す。

自分の考えがなく、いつも人のマネ。
そう、小さい頃から私のマネばかりで。
堂々と、平気なんだよねえ。私にはその神経が信じられなくって。
で、さも自分が取り入れたような気持ちになって人に吹聴している始末。

ま、要するに、私のことが鬱陶しくて仕方がないんだけど、
そばにいれば意地悪できる隙を見つけられるから、離れないでいるってことでしょ。

そういう奴が、ここぞとばかりにうちの息子のことを意見していたらしく。

それを黙って聞いて相槌打つ人間も、どうかしてるよ。

勝手にどうぞ。

私は、あなた達とは縁も因もありません、これからは、って感じ。





傷つけあうばかりで、疲れるんだよね。





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