みかんのつぶつぶ
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身体がね、 くにゃくにゃしちゃってね・・・ お風呂からね、 上がれなくなっちゃった。 しかたがないからね、 看護婦さんを呼んだのだけれど、 とってもとっても 悲しそうな顔をした彼。
こんなことすらできない・・・
昨日の常識が、 今日はもう、常識ではなくなってゆく。 これ、 意味わかる?
死んじゃうから? いいの? こんなふうに どこまでも辛い思いをさせても 仕方がないの?
お願いだから、 このまま息をとめるようなことは しないでください。 せめて、 せめてもう一度、 風を切って 大手を振って 歩かせてください。 自由の風を 彼に、 あたりまえのことを 彼に、 ささやかな幸せを彼に、 一生懸命耐えたご褒美を彼に、 神さま・・・
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