りとるのひとりごと。
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2006年07月07日(金) あのテレビ局はもう嫌い。

以前にも書いたが、私はかつてテレビ局で
アシスタントディレクター、つまりADとして働いていた。

・・思えば、私に一番不向きな職業だったのだけど。

超氷河期第1期生だったんで、もう藁をもすがる思いだったのだ。


私はテレビ局100%出資の子会社に所属していたが、
同じ局内にその会社もあったので、本社社員と見た目は区別なし。

しかし、給与や待遇面は、本社社員と子会社社員では雲泥の差。

本社はエリート、子会社は落ちこぼれ、って感じ。


で、そこに入社して配属になった先に、
本社社員として入社した男の子が配属されてきた。

私は先輩たちにこき使われ、罵倒される日々だったが、
その子(たぶん同い年)は、何となく先輩の対応も違っていた。

あからさま、ではないが、何だかちやほやしてる感じがしたのだ。

先輩たちはほとんどが子会社所属。叩き上げの生き残り。

そこにポンッと入ってきたエリート本社員のおぼっちゃま。

そりゃちやほやもするだろーけど・・。

またその子が、要領のいいこと極まりなかったのだ。

一日中ヘラヘラヘラヘラ笑ってて、先輩たちに擦り寄っていく。

私をはじめ子会社所属の新人は苦い思いで見ているだけ。


先輩たちに可愛がられるその子は擦り寄る一方、
私たち子会社新人組を見下していた。

特に私に対しては「おまえと俺とは違うんだぜ」って思いが
アリアリと感じ取れて嫌な気持ちだった。

ある日、その子が原稿を探していた。

たまたまそばにいた私は場所を知っていたので、
「ここにあるよ」と引き出しを開けて教えたのだが・・。

「うるせえ!黙ってろ!!」

彼は私にだけ聞こえる小声でそう言い、凄い顔で私をにらみつけた。

お前になんか教えられたくない、と思ったのだろう。

でも私はショックのあまり、そのあとトイレに駆け込んで
泣いてしまった。



今更なぜこんなハナシを書くのかというと・・。

新聞で、彼がある番組を、担当者として紹介していたのだ。

「温かい、人間味溢れる・・」とか言って。

名前を見て、忘れもしない、あいつだとすぐ思い出した。

ったく、自分と正反対の言葉を並べて、白けるったらないわ。

10年以上経って彼も変わったかもしれないけど。

私を罵ったときの、あの恐ろしい顔、目は、
いまでもくっきりはっきり覚えている。
忘れようったって忘れられない、鬼の顔だもの・・・。


朝からちょっとブルーになってしまったりとるっした。


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