りとるのひとりごと。
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2006年07月02日(日) 今はただ冥福を祈るばかり・・

高校時代の友人の訃報を聞いて一ヶ月あまり・・。

ようやく今日、彼女の実家に行くことが出来た。


親しくしていた共通の友人と二人で伺った。
(その子の車にナビがついていたから助かった・・)

それまで、FAX1枚で彼女の死を知らされたせいか、
実感と言うものがまったく沸かなかった。

が、和室に通され彼女の大きな遺影を目にして、
ああ、本当にいってしまったんだ・・と思った。

線香をあげお参りしたら涙が出てきた。

こればっかりは何度経験しても慣れないものだ。


彼女のご両親はすっかり憔悴しきった様子だった。

私が、ダンナの死後彼女にとても励まされたことを話すと、
お母さんが、娘から聞いたことがある・・と言われた。

「私の夫も彼女と同じである日突然だったものですから・・」

「そうですか・・やっぱり心不全か何かで?」

・・いつもなら、「いえ、ちょっと事故で・・」と言うところだ。

しかし、このときはなぜか、「ウソを言ってはいけない。
本当のことを言わなければならない」ととっさに感じた。

「いえ・・。

・・首を切って、ガス自殺しました・・」

私の言葉を聞いたとたん、彼女のお母さんは
ワッと顔を伏せて号泣されたので少し驚いた。

隣にいた共通の友人も、ダンナの自死は知らなかったことなので
絶句していた。


そして、彼女のお母さんが・・。

「お辛いことを話されたからこちらも本当のことを・・。

娘も・・娘も・・首をつったんです」



・・。

言葉が出なかった。

私も友人も打ちのめされた思いだった。
(友人は後で「息が止まった」と言っていた)


7歳と5歳の子供を残して自死・・。

その思いは計り知れない。

毎日どんな思いで生きていたのか・・。

私は彼女に励まされるばかりで、彼女の力になれなかった。

私って大バカヤロウだ・・。


可愛くて優しくて賢くてしっかりしていて、
気遣いもしてみんなに頼られて・・。

でも、故郷から遥か遠く離れた地での暮らしが
彼女に相当なストレスを与えていたらしい。

手紙には、子供が引越しのせいで不安定になってしまったと
書かれていたが、彼女もそうだったのだ、なのに気付かなかった。

ごめんね・・。

本当にごめんね・・。


「りとるさんも大変な思いをされて、頑張ってこられてるんだから、
私たちもしっかりしなくちゃね・・」

彼女のお母さんが帰り際そう言われていた。

自死遺族の辛さ、悲しみ・・。

彼女の死は心不全。私のダンナは事故。


やりきれなさと虚しさで胸がいっぱいになった。



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