星の無い七夕の夜 - 2002年07月08日(月) 空を眺めたその日は 一年に一度愛し合う者が出会う日だった 星の無い夜は 抱きしめられない者の心を 哀しみで覆うだけだった。 昨日我が家に小さい家族が増えました 真っ白な子犬です 初日から凄くなつかれて 今も顎をアタシの足に乗せて寝るので キーボードが打ちにくいんです でもかわいい。 無邪気に寝むる小さな白いちびちゃんは 徐々にアタシの場所を占拠するので PCを横にずらして移動していくのですが アタシの場はドンドン奪われます 狭いんだよなぁ ってため息混じりに眺めたら 仰向けに寝てるちびちゃんがかわいくて なんだか心がポカポカしました。 名前がまだ無くて 家族総出で考えてます パオがいいっていったんだけど 子供達がドンドン候補を出してきて埋もれちゃいました さすがです想像力の違いでしょうか 上の子が出した名前の案の数は 18個 下の子ですら7個 名前は決まるのでしょうか 前途多難とはこのことね なんて おかしくなっちゃいました。 昨日は七夕 過去七夕で天の川を見れた日がどれだけあったろう そんな事を考えるくらい曇りが多い 例に漏れず昨日も曇ってました 星に願いを 願ったところで叶う事があるのでしょうか だけど昔から伝わる織姫と彦星のお話は みんなの心にあるものなのです。 あの人はどこにいるのだろう あの人は今何をしている? 織姫は毎日そう思っているのでしょうか なんて哀しく切ない伝説なんだろう。 七夕の日に彼に逢う事が出来たら そんな期待は小指の先ほどもしていない 夜になり彼とMSNで話してた 七夕なんだから電話くらい って ちょっといじけてみたらすぐに電話をしてくれた もう七夕の日は終わっていた それでも嬉しくて 夜中の30分間が幸せな瞬間だった。 もし織姫と彦星が会うことができなくて 電話だったら 織姫が電話をしてその電話は 30年後に彦星に届くと言う そして彦星の返事はまた更に30年後。 そんな事を考えながら彼の声を聞いていた あの人は確かに今そこにいる そう実感しながら。 真夜中の電話は声が聞き取りずらくて 何度も聞き返して そのたびゆっくり話してくれる彼の言葉を 一生懸命聞き取って あぁ ココにアナタがいたならなんて そんな事を思う 真っ白なちびちゃんが 甘えて膝によじ登る アタシもあの人に 甘えて抱きしめられたい まるで猫の様に 膝の上で丸くなるちびちゃんが愛しくて 彼の膝で丸くなって眠りたい そんな事を思う 星の無い七夕の夜 織姫と彦星が出会えたのだか分らないけど アタシは彼の声を聞きながら 眠りについた おやすみなさい 次に声を聞けるのは 一年後? ...
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