守るのも傷つけたのもアタシだった - 2002年03月11日(月) サイコロを振った 1が出て進む 進んだマスに書いてある文字は 1戻る きっとそんな感じ ほんの少し近づけたと感じたとしたら それは間違っているんだろう 手が届くところにアナタはいた でも今は 前と変わらない関係 それはそれでいいのだけど。 昨日夜日記を書こうとして 彼が話し掛けてきたので書けなかった 駄目だね 夜は。 忘れてた 夜勤は終わったから今日から彼は日勤 アタシこの日勤に怯えてたの なにはなそう 話し掛けれるかな なんてね。 昨日ね 昼に元旦那から電話がありました 子供と会いたいって。 だから水鳥は近くのコンビニまで子供達を送っていきました。 4月から第二日曜日は子供と元旦那が会う日 でも元旦那は今月からだと思ってたらしい でもいいの 子供達が嬉しそうだから。 元旦那は向こうの実家に連れて行ったらしい 向こうの親と夕食に焼き肉食べに行ったみたい びっくりしたのはね 向こうのお母さんから電話があって 『水鳥ちゃんも一緒に食べに行かない? 今からおいで』 だって。 この人は何を言っているんだろうなんて思って 断りました 別れても奴が憎いのは変わらなかった 会って平気な振りをしながら 手が震えた 食事なんて無理に決まってるジャン。 夜の8時半子供を連れて帰ってきた 下の子が泣いてたんだ パパと一緒に寝たい って 上の子はさっさと家に入る わかってるのよ 本当は淋しくて泣きたいのね そう上の子に心の中で呟いた。 夜になってベットに寝かせて 水鳥は彼らの部屋に行ったんだ あのね ママ話したいことあるの 笑って何?って言った二人に ちゃんと聞いてね そう答えた 寝転んでた二人は起き上がった 水鳥がまじめに話しをしようとしてたのを感じたんだろう おじいちゃんとおばあちゃんは結婚してて 一緒にいるでしょ? うん ママとパパは一緒にいないでしょ? うん ママとパパは結婚を止める事にしたの ・・なんで? ママとパパはいっつも喧嘩してたね うん ママ泣いてた ママとパパは一緒にいると喧嘩ばっかりしちゃうの でね たぁくさん話しをしてね 一緒にいないほうが仲良くなれるって分ったんだよ ・・・ でもね パパはあなな達のパパだし ママはあなた達のママなのはこれからもずぅぅぅと同じなんだよ だから ママとパパは結婚を止めたけど パパは○○と○○のパパのままなんだよ 泣き出した下の子 パパはね 二人が大好きなんだよ だからね これからも今日みたいに遊べるし としとし(お姑さん)も二人が大好きだから 今度とまりに行く約束したよ やったぁ(上の子) 独特な笑い方をした上の子 彼はアタシに似ているんだ 泣かない わがままを言う時は泣くけど 本当に悲しい時はある独特の笑い方をする 彼を抱きしめて水鳥は言った ママは分ってるよ 泣きたいのが そういって強く抱きしめた。 きっと一人で悲しい思いを抱え込もうとしたんだろう 幼稚園年長さん そんな小さな彼は前から強がる子だった 小さいくせに水鳥をそして下の子を 守ろうとする事もあった とても気をつかってしまうタイプ アタシは彼らをキズつけてしまったのだ。 離婚が間違っていたとは思えない でも彼らを傷つけたのも事実 淋しい思いをさせるだろう あんな苦しい笑顔を見てしまった ごめんね アタシは罪をおかした気分になった もう1年も別居してるから大丈夫かななんて そんなわけ無いのにね パパはたくさん働いてくれてるんだよ だから幼稚園にも行けるし机も買えたんだよ 机を買ったのは幼児手当てなんだけど でもそう言ったら喜んでいた パパは自分達を愛してる そのことだけは分っていて欲しい 水鳥と奴とが合わないだけ いつか彼らに憎まれるだろうか アタシの我慢が足りないって思うだろうか なんで父親がいないんだって責められるだろうか アタシを拒絶するのだろうか 彼らが壊れなければいくらでも責めていいのだけど。 話しが終わったら絵本を読んであげた この間図書館で借りた本 お化けの本 明日は違う本を読んであげる そう約束した 他に今出来る事が思い浮かばなかった。 部屋を出たら元気な笑い声が聞こえた ほんの少し胸が痛んだけど 笑い声に安心した。 これからだ これから大変だ 小さな彼らを守るのは アタシしかいない 弱さは見せれない そう 弱さは誰にも見せれないんだ 日々戦うだけ 愛するものの為に 守るべきものの為に 彼らをキズつけるものを全て殺してしまえるほど 母親と言うものは強い 守るのはアタシ でも傷つけたのも アタシなの。 水鳥。 ...
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