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2006年04月09日(日) プロデューサーズ

とにかく落ち着く暇のない映画だった。
面白いのだが、日本のユーモアセンスと少し食い違う場面も多し。
シカゴが上寿司ならこちらは盛り合わせ寿司って感じ。
● プロデューサーズ
監督: スーザン・ストローマン
出演:ネイサン・レイン『バードケージ』/マシュー・ブロデリック/ユマ・サーマン『キル・ビル』/ウィル・フェレル『奥さまは魔女』/ゲイリー・ビーチ


これぞブロードウェイ、ミュージカル!!トニー賞史上最多受賞記録を樹立した傑作ミュージカルが、舞台オリジナルキャストで映画化

最低のミュージカルをプロデュースせよ!? 1959年のニューヨーク。落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルのプロデュースが始まった! そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる。

傑作ミュージカルの映画化で話題の本作だが、実はもともと映画作品。メル・ブルックス監督・脚本でアカデミー賞のオリジナル脚本賞受賞、助演男優賞ノミネートに輝く同名作品がオリジナル。映画→ミュージカル→ミュージカル映画、という軌跡を辿っている作品なのだ。ミュージカルは01年度、トニー賞史上最多受賞の12部門を独占。今回の映画化では舞台版の演出家が監督し、主演のネイサン・レイン、マシュー・ブロデリックを含め、オリジナルキャスト4人が出演。見事なチームワークを見せる。新たに加わったユマ・サーマンとウィル・フェレルも抜群の存在感を発揮。ブロードウェイミュージカルをそのままスクリーンに移したような、歌を口ずさみながら映画館を後にしたくなる楽しい出来だ。


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