| 2005年09月23日(金) |
チャーリーとチョコレート工場 |
主人公少年は、家に同居する4人のじいちゃん ばあちゃんの事を心から愛し、そしてみなからも 愛されているじつに性格のいい男の子で、 この物語に登場するほぼ唯一のマトモな人物だ。
とにかくこの映画は、「本当によくまとまっている」 と感じられる一本だ。工場内のファンタジックな 造形美など、子供向け映画の体裁を取りながら、 その実大人を楽しませる魅力にあふれている。 小人のダンスシーンなんかもじつに遊び心 (ふざけ心?)に溢れている。 ● チャーリーとチョコレート工場 監督: ティム・バートン 出演: ジョニー・デップ/フレディ・ハイモア/ヘレナ・ボナム=カーター
 チャーリーは、チョコレート工場のそばの小さな粗末な家で、おかあさん(ヘレナ・ボナム=カーター)おとうさん(ノア・テイラー)やおじいさんおばあさんに囲まれ、貧しいながらも愛情を一心に受けて暮らしていた。彼が一日の最後に見るものは、窓の外の大きな工場。そして、チャーリーは、工場の中を想像しながら眠りに落ちていくのだった…。15年の月日が流れたが、工場には従業員が出入りしている気配もない。しかし不思議なことに、工場からはたくさんのチョコレートが作られ、世界中へと運び出されているのだった。ある日、チョコレート工場のウィリー・ワンカが、ワンカのチョコレート・バーの中に隠された金のチケットを見つけた5人の子供たちに“チョコレートの秘密と魔法を明かす”と発表するが…。
|