And now for something completely different.

データ移行中 昔の画像見れません、、、

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観光系

2004年05月24日(月)


Kは銀座に、私は日本橋に用事があった為
共に行動。わーい。
有楽町から歩いて銀座へ。
まずはKお目当てのガーディアンガーデンへ。
Kが用事を済ませてる間、
展示中の細谷巖展を見る。
キューピーマヨネーズの広告は素敵だ。
ナスの広告なんて最高。シンプルなのに遊び心満載。

その後はしばし銀ブラ。
先月も行った源吉兆庵のギャラリーを見る。
先月は上村松園展。今月は武者小路実篤展。

確か中川一政が実篤に贈った書がモノスゴク
印象的だった。
さっきからその文章を検索して探してるんだけど
完璧なのが見つからない。



実篤の自画像は実物よりかちょっと目がパチクリしてた。

記名帳とのとなりに置いてある感想ノートを見る。
これを見るのは、ここでの展示の
もう一つの密かな楽しみである。
どれもこれも達筆で思い思いの言葉が綴られているノートを
最初のページからパラパラめくり、
一番最近に書かれた記事を読む、と、
そこには筆ペンで書かれた可愛いさくらんぼの絵と
絵の下に小さく、控えめに書かれた名字。
最近、こういうのにキュンキュンしてしまう。

顔も知らない文通相手の顔を
自分の理想交ぜまくりで想像してしまう
純粋な少年少女のように
私はそのさくらんぼの絵から
サイズ小さめ白髪のおばあちゃんが
あれこれ悩んだ末に
さくらんぼを描いている姿を想像してしまう。


ギャラリーを出てからはアップルストア行って、、
その後、またまた歩いて日本橋へ。
今度は私のお目当ての米倉斉加年展。
原画と版画ってやっぱり色が違うな、、。
版画でも充分素敵なんだけど
原画を横にすると違いが歴然。
版画は紙質のせいか、
下から見たりすると色が妙に変化する。そして濃い。

非常に狭いギャラリーは、
先日の徹子の部屋効果か、
オバチャンで一杯。
で、そのオバチャンに
絵の解説をする店員数名。
若人には長い事見ててもだーれも話しかけてくれない。
それを、ちょっとばかし不満げにKに言ってみたら
「コレに繋がらないからねー」と
お金のジェスチャーをされた。チェ。どうせ。
いいもん。

うっとり見つめ続け
目に、脳裏に、焼きつけた。

帰りは東京駅から帰る。よく歩いた。フー。



この道より我を生かす道なし、この道を歩く。 (武者小路実篤



がんばるぞ。



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