| 2006年08月06日(日) |
清里フィールドバレエ |
昨年、清里へ行った時に、地元の人がフィールドバレエが素晴らしい! と絶賛していたので、今年は見に行こうと思っていました。 諸事情で、お泊りは出来なかったんだけど… 日帰り決行です。 13時ちょっと前ぐらいにこっちを出て、 3時ちょっと過ぎぐらいに現地着です。 2時間ちょっとぐらいで着けるので、まぁ余裕かな。
当日券は4500円…とか書いてあるわりに、 直前まで、萌えぇぇぇ〜〜の村の各ショップでチケットを売っているので ↑「前売り券」という名前(笑) まぁ、ほぼ100%前売り4000円で見ることが出来るようです。 3時からシートを敷いて場所取りしていいので着いたらまず場所取りです。
そう。 場所取りなんです。 自由席は、有料指定シートの後方にある椅子席もしくは、 舞台のドまん前の、原っぱにシートを敷いてご観劇… という、非常にワイルドで、あぁ、さすが野外バレエっと言えなくもない… ま、そんなわけで、もちろん、ドまん前でしょ? SSセンターでしょ? ご丁寧に、シートを押さえる石まで用意してあるので、まずは場所取り完了です。
次に、ケーキをご賞味に行く。 萌えェェェ〜の村のカフェでケーキの盛り合わせを頂く。 ここ、クーラーないんです。 ないんだけど、涼しい風が通って、いい気持ち… あぁ、熱帯に格上げされたかのような東京とは違います。 まさに「涼風」…
萌えェェェ〜の村は、本当にいいところです。 ケーキを食べたらアチコチのショップを冷やかしながら散策です。 (冷やかしきれず、買っちゃったりして(^_^;)) あるショップで、 ROBEN−SOでフィルドバレエプレートというディナーをやっていると言うので ま、そろそろ行きつけみたいな顔して行って見る?(笑) ↑年に一度しか行かないのに、行きつけも何もあるかい! と、腹ごしらえに出かけました。 去年も一昨年もここでお夕飯を食べたんです。ここ、ほんと、おいしいんだよ〜。 プレートディナーは、2人微妙に違う内容が乗って来ておもしろかったです。 ペンネグラタンがトマトソースだったり、ホワイトソースだったり、 グリルのお野菜が玉ねぎだったり、ズッキーニだったり、 添えてあるのが、ナスとチーズの重ね焼きだったり、じゃがバターだったり ほんのちょっと違うんです。 しかも、別のテーブルともまた、デザートが違ってたりしたから、 いろんなバリエーションがあるんですね。手抜きしてなくてヨロシイ←偉そう(笑)
そんなこんなで、短時間で清里をたっぷり楽しんだ後、 いよいよ、フィールドバレエです。 微妙に手馴れた野外グッズを広げ←ディズニー仕様 コーヒーとクッキーを用意して、かなりお茶の間観劇仕様ですが。 だって、花豆カレーとか売ってるし。 ミネストローネにクラムチャウダーだって、焼きトウモロコシだって売ってるんだよ。 一種お祭りなんですね。 でも、内容は素晴らしいものでした。
プログラムは期間中、3種類を交代にやるのですが、 私たちが行った日は、「天上の詩」というフィールドバレエのために作られた創作バレエでした。 日本物です。 博眉という男性と天女の、いわゆる羽衣伝説+七夕という、 べつに話の筋としては何ら珍しくはないのですが、 それだけに、話が単純明快でわかりやすく、初心者の私にもとても楽しめました。
澄んだ空気の中に、野外に誂えられた舞台の向こうに月がぽっかりと浮かび、 木が覆いかぶさるように黒い影を揺らし、 自然の全てがセットのような、美しい舞台が出来上がっていました。 やがて、徐々に雲がかかってきたのですが、 それも、丁度、天女と博眉の悲恋のパ・ド・ドゥの時には月が雲に隠れ、 天上界の宴の時はまたぽっかりと月が浮かび上がり、 2人を引き裂く嵐の群舞の時にはまた月が隠れ、 その偶然の美しさ、その幻想的なことと言ったら …もうなんとも言いようがありません。 青白いライトが雲に吸い込まれる中での博眉と天女の舞い、 本当に、ここは天上界かと思うほどうっとりしてしまいます。 もうとにかく、本当に素敵なんです。 例え、うっかりミネストローネのニオイがしちゃっても
東京近郊の方、オススメです。 来年も絶対行こうと決めました。 帰りは、ちょっと道が混んでいましたが 22時頃に出てきて、24時過ぎにはお家に着けたので、余裕です。 ちなみに、当たり前ですが、ひじょ〜に涼しかったです。 っていうか、Gジャン着てても寒いくらいでした。 帰るの嫌になりました…(ーー;)
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