シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2006年03月02日(木)  旧縁復活ならず?

例えば、久しぶりの友達と、ひょんな事から旧縁が復活して。
一緒にご飯でも食べようよと言われて。
なるほど、そりゃ〜いいね、よし行こうと誘いに乗って。
いざ行ってみたら
「実はね…」
「実はね、今○○政党の応援をしていてね」
「実はね、今ちょっとお金が足りなくて…」
「実はね、今・・・・・・」
なんて事は、人事だと思っていたら…。

あったよ。
何度かご飯を一緒に食べに行った後…
「実はね、今△△△△△っていうのやってて…」

なんですの?それは?
聞けば、化粧品やらサプリメントやらを扱っているそうで。
中身より肝心なのは、その商法。
権利収入と言って、その商品を紹介した分だけ儲けが入って、
さらに、その紹介した人が紹介した人の分もマージンが入るのよ!
権利収入は一生なの。
将来的には、働かなくても儲けが入ってくるのよ!素晴らしくない?
と、お目目キラキラ夢見る夢子ちゃんなんだけど…
それって、
子●●゙ミが頑張れば頑張る程、
親●ズ●だけが儲かるっていう、いわゆる…


ネ●゙●構とか。
○チ商法とか。


なんでないかい?
・・・・・・・・・なぁんて、もう水を注せる状態ではない感じ…(@_@;)
まず、商品自体が素晴らしいと信じている。
さらに、そんな素晴らしい商品と、おまけに商法なのだから
○○ちゃんにも是非教えてあげなきゃと思い込んでいる。
ふ〜ん、そうなんだ…と素気無い返事をしてみても、熱弁は続く…。
まぁ、それが貴方の信じる道と思うならば、頑張ったらいいんじゃないかしら?
私は、そんなウマい話はどこかに落とし穴があると思うから、手を出そうとは思わないけれども、
そうは思わない人も居るだろうし、そうは思わない人を否定するつもりはないわよ。
…なんて、人は人、自分は自分で済まないのが、だから「実はね…」なわけで。

しかし、その頃、少々心が弱っていた私は(笑)←2ヶ月で辞めた2度目の職場真っ只中
その熱弁と熱意にもう断る術を思い付かず、ついつい説明会とやらに連れて行かれました。
「簡単な説明会だし、やるやらないは聞いてから決めればいいと思うし、軽い気持ちで来てよ」
…なんて言葉を真に受けたがいけなかった!!
↑皆さん、絶対そんなのウソだから〜っ!!騙されちゃだめよっ
とあるマンションの一室に連れて行かれ、そこのボスらしき男性から
トウトウと、いかに商品が良いか、いかに他の同じような商品に比べるとしっかりしているか
(どこそこ大学の○○教授の実験によると…って、
 その○○教授のお写真が、外タレじゃないという確証はあるのか??)
そして権利収入とは、とピラミッド構造を指し示され(明らかなるピラミッド…)
さて、ここまで聞くと「それってもしかして…」と思われるかもしれませんが…と
パソコン画面の上を、チョロチョロチョロっとネズミが走る…(笑)
自ら言っちゃうくらいだから、違うんだよという意味だろうか?
はたまた「○チ」という言葉も、悪い事ばかりではない。
実は、「○チメディア」「○チドライブ」ほら、素晴らしい言葉じゃないかい?
だから「○チ商法」というのは、必ずしも悪いものではない…
って、なんだか、それこそ詐欺のような3段論法…
ハナッから、ここに来ちゃった事を後悔していた私のテンションは下がる一方、
私を連れてきた友人(?)は、そこに居たもう彼女の友人とともに、テンション上昇気味。
「○○ちゃん、メモはいいのっ?!」
と、やる気満々。…いや…うん…いいよ…。
一通りの説明が終わり、さてここからが長くなりそうなところを見計らって
「ごめんなさい、これから仕事だから…」とその場を抜け出したのですが。

その後も、のらりくらりとかわしながら、付かず離れず
そこそこの友人付き合いを続けて、はや1年が経った今日この頃。
最近データを取り始めたので、あれを試してみてくれ、これを試してみてくれと色々渡され、
「試すだけ」ならいいよと、サンプル商品をいくつか手にし、
ことごとく、「私には合わないみたい」とお断り続けていたのですが。

ある日の事。またもや、ご飯を一緒に食べようというお誘いがあり、
じゃぁ、○日でどう?と言うと、
「あ!その日は友達と会うんだけど…その子も一緒でもいい?」
と仰る。…?別に私は構わないけど?初対面の人をそんなに嫌がる方じゃないし。
…と、これまた大失敗を。初対面の友人じゃなかったのです。
あのマンションの一室に居た、もう1人の子!だったのです…。
あちゃ〜しまった、今度は2人がかりか!と思ったけれども、
今更、やっぱり別の日にしてちょうだいとも言いにくい…←この気の弱さが(笑)いつも命取り

結局3人でランチをする事になり、最初は他愛のない話をしていたんです。
もう1人の子も、話は合うし、趣味も合うし、まぁ面白いし、
「ただの友人」になるには、とてもよい子です。しかし…
もう、コーヒー飲むだけしかなくなった頃、出たよ出たよ…その話が…
いかに、自分にこの仕事が向いているか、
私と貴方は似ているところがあるから、貴方にもピッタリだと思うんだけど、
いかにも邪気なく話すわけです。
私はニコニコしながら、そう?ピッタリの仕事が見つかってよかったね(#^.^#)と言うばかり(笑)
なんとも、暖簾に腕押しの、暖簾になるべくのらりくらりと、
自分の精神を試すMかもしれない私…と、密かに思いつつ(笑)

ま、その頃まではさ。私もそれでも「友人」だと思ってたんだよね。
家に帰ってから、その「ユウジン」から
「××(←もう1人の子)から、
○○ちゃんのメアド教えて欲しいって言われたんだけど、
教えて大丈夫かな?」

というメールが来ました。
はてさて「ただの友人」としては非常に良い子ですが。でもね…
この際です、丁度良い機会です。ハッキリ言う事にしました。
「××ちゃん、とても面白いし、メアド教えてもらうのは全然オッケーなんだけど、
 でも、私は今のところ△△△△△をやる気も買う気もないから、
 そのつもりでお付き合いするなら、つまらないと思うわよ?

 それ以外のところだったら、大歓迎だけど」


そしてその後…
××ちゃんどころか、
友人だと思ってた彼女からもメールは来なくなりました。

おいおい、友達だと思ってたのは私ばかりかいっ(^_^;)
うっかり、旧縁なんて復活するもんじゃないな〜…と思った1年をかけた事件でした。
でもさ、彼女たちはそうやって、友情を1つずつ潰しては次へ進んでいくんだろうか?
3つ潰して、1つ得るぐらいの確率だったら、
勝率3割3分ででナイスバッティング!になるのかしらね…?
1つ得るためには、2つ潰すぐらい、ど〜って事無いのかしらね…?


余談。
その話を、別の友人にすると、そろいも揃って
「へぇ〜!○○ちゃんが、よく飛びつかなかったね!」
と、感心されます。
それって、どーゆー意味・・・・・・・(-_-;)
↑安易な金儲けに飛びつきそうなタイプに見えるのっ?私(笑)
しかし
「でしょ!飛びつかなかった私を誉めてあげてよ」
と、言ってしまう自分が悲しいなぁ〜…。


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