国立科学博物館でやっている、パール展に行ってきました。 一口にパールと言っても、いろんなのがあるんですね!
一般に、パールと言うとあの輝く真珠を思い浮かべますが 貝が体内で作り出す物全般をパールと言うらしい。 貝の体内にプランクトンとかの異物が入り込んでしまうと、 ある種の貝は、それを貝殻の内側の膜と同じもので、どんどんコーティングしてしまうらしい。 だから、貝殻の内側が真珠層の貝が作るパールは、いわゆる「真珠色」だし、 内側がピンク色や卵色の貝が作るパールは、石か陶器のような透明感のないパールが出来る。 黒真珠は、内側に黒い真珠層を持つ貝が作るパール。 へぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! おもしろい! パールの作られる過程や、パールの歴史、パールを使ったすんばらしい作品。 どれも見ごたえのある展示内容でした。
会場内はけっこう混んでいました。 でもさぁ〜…皆様、ゲンキンなものよね。 パールが描かれた肖像画とか、パールの化石とか、 古代のパールとかには、あまり人が群がらないくせに ミキモトが出している、数々の現代パール… ようするに、現金的価値が諭吉ですぐにわかるものは、なかなか人がどかないのよ。
パール展、あと2週間で終わっちゃうけど、お暇のある方は、是非是非行ってみてください。 貝の神秘に驚嘆できますよ。 本当は、パール展見た後、「Mr.&Mrs.スミス」を見ようと思ってたんだけど、 そんな時間がなくなっちゃうくらい、パール展をじっくりみてしまいました。
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