お正月に会った同級生が、なんか妙な人になっていた。 彼氏の愚痴を延々言うのは良くある事。 問題は… 「ここは好きなんだけど、こんなところが嫌なの」 という愚痴ではなく 「もう、こんなやなヤツなんだよ!」 という愚痴であること。 だったらなんで付き合ってるんだよ…。
「そんなに嫌なところしかないんだったら、なんで付き合ってるの?」 と、聞くと 「いや、人生の経験値として…」 という答えが返って来た。
…仕事のスキルならともかく、 そんな嫌な思いをしてまで、人生の経験値を上げたいもの?(-_-;) っていうか、話を聞いていると、そんな貴方の上昇気味の経験値を マスターする男が出てくるとは思えないわ。 と、正直な感想を述べると 「だってさ、親が倒れた時に 『どんなんでもいいから結婚しておけばよかった!』 って思っても遅いのよ」 だって。
・・・・・・・・・・・つまり、結婚したいわけだ。よーするに。
でも、あなた一人っ子じゃないでしょ。弟が居るでしょ。 親が倒れても、天涯孤独なわけじゃなし。
「兄弟なんて他人よ?嫁が来たら、向こうは2人、私は1人。 親が死んで財産分与になった時、味方は多い方がいいでしょっ!」 ↑堅実論なんだか、暴論なんだかもうわからんよ
親の死に目も、財産分与も一生にそんなに回数があるわけじゃないと思けど、 日常生活の方は、際限なく繰り返されるんだけどね。 人生の大半を占める日常生活を犠牲にしてまで、 親が倒れた場合に備えて結婚しておきたいの? それ以前に、そんなに兄弟が信用できない?
「私は私自身だって信用してないのに、他の人がどうして信用できるの?」 …他人を信用できないのに、結婚できるの? 「それを今、見極めてるところなの。 この人になら背中を預けてもいいかな…っていう人が…ねぇ…」
・・・・・・・・・絶対現れないと思う。 買う気も無いコートを、あれこれ試着しては 「これは色が気に入らない」「これはデザインが気に入らない」 結局、買う気がないんだから、気に入るわけが無い。 ていうのと同じじゃない? 背中を預ける人を探しても、預ける気がないんだから、 あれこれケチを付けたくなるだけよ。 結婚願望と、人生の価値観が矛盾してるんだもの、そりゃ無理だと思うわ。
どうしてそんなに結婚したいの?(親の死に目はともかく…) 結婚生活ってそんなにそんなに魅力的? と聞くと、事の次第がポロポロと。
「だってさ…前の職場に行っても、正月で親戚に会っても 『○○ちゃん、最近どう?そろそろ結婚〜?』 って絶対聞かれるんだもん。 そのたびに、『前進もせず昨日と同じ毎日を送っております』って答えるのも辛いのよ」
なるほどね。そんなの解決は簡単よ。 向こうだって、聞きたくて聞いてるわけじゃないでしょ。 他に話題が無いからでしょ。 「わかってるんだけど。 私に関して話題を持て余して、それぐらいしか聞く事が無いって事は!! でも答えないわけいかないじゃん」 だったら、嫌な彼氏でも付き合って経験値を上げて、上手くすれば結婚にこぎつけたいと。 そーゆーことなのね? (しかし、いつも思うのだが、嫌な相手と付き合ってまで上がる「経験値」ってどんな値?)
人生は短すぎて退屈している暇もないはずなのに、 嫌な思いをしている暇なんてますます無いと思うんだけど。
だからさ。ようするに話題があればいいんでしょ? 通り一遍の結婚の話題なんかどうでもよくなるようにすればいいのよ。 「例えばどんな?」 う〜〜〜〜〜ん…。えっと… 「最近どう〜?」なんて、まったり聞かれる前に、こっちから話題を押し付けるわけです。 「最近、ベリーダンス始めたんです!」 とか。別にフラメンコでもいいですけど。 または、ファッションを変えてみる。 「○○ちゃん、最近…?どうしちゃったの?(@_@。」 ↑願わくば、これが理想的。 大崎ナナばりに決めて乗り込んでみたらいかがでしょう?
「…(@_@)そっか!!それは思いつかなかったわっ!! よし!2006年、何か新しい事をやろう! …うん、それは考えてみる価値があるかもっっ」
よかったよかった(^・^) はい、解決♪
ところで、本日、お赤飯の予約に行きました。 妹の成人式用です。 いつもの和菓子屋さんに予約に行くと 「あら〜!妹さん、もう成人式なんだぁ…早いわねぇ… あれ?…って事は、××ちゃん(←私)、もう…いくつ?」 ・・・・・・・・・。
「成人する人なんかより、××ちゃんの歳の方が気になるわよ〜(笑)」
そりゃそうでしょうね。 成人する人は、ほっといてもハタチですもの。
ふと、友人の事を思い出しました。 ほんとーによかったのでしょうか?? あのまま、結婚に向かって、 今持てるエネルギーの全てを費やしたままにしておいたほうが、 結婚に関しては、早くまとまったんじゃぁ…。 (それで、人生が楽しいかどうかは別としてね)
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