シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2005年11月07日(月)  ヨコヨコ…

いつものスーパーへお買い物に行きました。
店内に入ると、客その1と、店員その1が何やら騒然として不穏な様子。

「そこ、そこの下よ」←お野菜の台の下を指す客その1
「え…ここ…?ですか…」←頼りなさげなバイト店員その1

…な〜んか、ヤなところに来ちゃった?(ーー;)
会話から察するに…出たのね?
○○○゙○…?

「これっくらいのが…そこの下に入って行ったのよ!もうびっくりしちゃって!」
 ↑手の平ほどの大きさを指し示すオバチャン客その1
「はぁ…そうですよね…びっくりしますよね…ハハハ…」
 ↑相変わらず頼りない、ただのバイト店員その1

えっ?ちょっと!○○○゙○にしては、大きすぎるよそれっ!
日本に生息してないよ、きっと。
(オーストラリアに行ったらわかんないけどね)
って事は…そうか…そっちか…。
ネ○゙ミだな…?
え…イヤだわ…。そこの台の下に逃げ込んだのね?

「アッチの方から…」←店の奥を指す客その1

手の平大のネ○゙ミがアッチの方から走ってきたのねっ?
そんで、その野菜の台の下に隠れたのねっ?

この推理に間違いはないだろう。疑う余地無しっ!
そんなの…そんなの…ドピャッっと出てきたら怖いじゃないの!
帰ろう。すぐ帰ろう。
そりゃ、食べ物がある所に○○○゙○だのネ○゙ミだのは、
居てもしょうがないのかもしれないけれども。
だけど、目の当たりにはしたくない。

さぁ帰ろうとしたその時、
バイト店員が、奥から出てきた店員にこれ幸いと大声で呼びかけました。
「○○さ〜ん!!」

…その人さ、お魚屋さんだよね?←お魚屋さんが中に入ってるスーパーなの
スーパーの社員とかに声掛けるんならわかるけど、お魚屋さん呼んでどうするのよ。

「○○さ〜ん!
 ここに…ここに〜…っ
 カニが居るみたいなんですけど〜!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

カニ?(@_@;)

そ…そこに居るのは、カニなのかっ?!
客が見たのは、奥の方から来た…カニ?

お魚屋さんとバイト君が、お野菜の台をどかすと…

ヨコヨコヨコヨコ…
カニカニカニカニ…
ヨコヨコカニカニ…ヨコヨコカニカニ…

あ・・・・・・本当にカニだ…(・_・)
横に歩いてる…


あっけに取られる私の目の前を
カニカニがチョキチョキヨコヨコ歩いてゆく。
スーパーの中を…
カニが歩いてますけど…(・_・)

(どうでもいいけどさ!この珍事件を余さず見ようと思ってるのは、この私だけなのっ?!
 ↑他の人は、横目に気にしながらも見てみぬ振りをしている)

奥は鮮魚コーナーになっています。
生きたカニもよく売っています。(怖くて買ったことないけど)
つまり…つまり鍋の具が逃げ出したようで。

せっかく逃げ出した鍋の具は、結局お魚屋さんにむんずと捕獲されましたが。
さて、彼の出所が気になるじゃないですか。
お魚コーナーをぐるりと回りましたが、どうやら仲間は居ない様子。
さすがに、マンジ固め食らってる上海蟹が生き返って戒めを解いた
…わけじゃぁ無いだろう。
他に居るのは、タラバガニだけど…。
色といい、大きさといい、あまりにも見た目が違いすぎる。
だいたい、茹で上がったタラバガニは歩かないだろう。
たぶん、このカニカマも違うな←間違いなく違う
カニサラダになったらもう歩けない?←間違いなく歩けない
カニシュウマイは?←いい加減にしろ

って事はよ?
あの脱走カニカニは、今日のオススメ品ではなかったって事?
そういえば…
一昨日来た時、カニ…居たぞ…。
発泡スチロールの中でゴソゴソ動いてたもん。
大きさもあんな感じだった…。

まさか、逃げ出したのは一昨日なのかっ?!カニよっ?!

捕まった時、彼はまだ元気に満ち溢れジタバタとしていました。
自由への意志を捨てきれず、最後の抵抗を試みておりました。 
二晩経ってもその元気。
少なくとも、鮮度は抜群のようです…。

今日のオススメ品は…ブクブクとエアが入った発泡スチロールの中をのぞくと…
あ…殻の付いた牡蠣だ。
…生きてる…(・_・)

おじさーん。
見張っとかないと、
牡蠣も逃げ出しちゃうかもしれないよっ(笑)


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