| 2005年04月28日(木) |
おくたぶれはんどす〜 |
で、京都に何しに来たのかって。 確固たる目的があって来たのですよ。
「(偽)舞妓になってみた〜い!」
そう、いわゆる「変身舞妓」とか「体験舞妓」とか言われるアレです。 カワイイじゃない〜? やってみたいじゃない〜? 京都の友達と盛り上がったネタがこれだったのです。
だけど。だけどね。 私は当然、その格好で、一分でも一秒でも長く居たいわけ 外に出してくれるっつーなら、もちろん、お散歩に行きたいわけよ。 ところが、友達は、なまじ京都に居るせいか 「舞妓の格好で出歩くのは恐れ多くも恥ずかしいぃ〜」 と言うわけです。 (オソレオオクモハズカシイ?…何それ?それってオイシイ?←そんな感覚ゼロ(笑)) さて、どうしましょうか? 2人で同時に舞妓って、私だけお散歩に行く? とりあえず、ある舞妓変身屋に電話してみました。 「お散歩にはスタッフさんが付いて来てくれるんですか〜?」 いいえ、付いていきません。 …あら、それじゃ困るのよ。だって…誰が写真撮ってくれるの?(――;) 「では、友人が化粧を落とすのを待って一緒に散歩に行ってもらうというのは…?」 時間が決まっているので、それも無理です。 …だよね。そりゃ〜そうだろうけど…でも、なんか優しくないわね。 よろしくお願いしますぅ〜…と言われましたが、二度と電話する事はないでしょう。 もう一軒の舞妓変身屋に電話してみました。 ここは、一人で変身しに来ても(それもすごいけど(笑)) スタッフが一緒にお散歩についてきてくれるので安心ですよ、とHPに書いてあったので。 二人で希望のプランが違うので、 友人が化粧を落としている間に、私はスタッフさんとお散歩に行く、 というふうにしたいんですけれども〜?と言うと 「それも可能ですけれども〜。でも、せっかくお二人でいらっしゃるんですし、 お客様さえ、しんどくなければ、お友達さんがお化粧落とすのお待ちになって 二人でお出かけになったらどうですか〜?」 あら、なんて親切なんでしょう♪ここに決めました。
さてさて。 朝一番に予約したので(その理由は…化粧をしないで行かれるから) 8時45分には出かける事にしました。朝から一仕事です(笑) 場所はちょっとわかりにくいので、電話くれたら迎えに行きますよ〜 という事だったのですが、本当に、小道の奥の町屋のお店でした。 若いスタッフさんばかりで、とっても気さくな感じです♪
水溶きのおしろいをヒヤンと塗ってもらい、目じりに赤いお化粧をしてもらって、 ちょっと見てみると、自分で言うのもなんですが、 おちゃめにかわいい舞妓さん顔です(笑) お化粧が終わると半カツラを付けてもらいます。 半カツラってね、生え際の髪の毛をカツラに馴染ませるので 全カツラより、生え際がずっと自然に見えるんです。 とは言え。 私の髪はかなり明るい茶色です。鬢づけ油で馴染ませても、 見事におかしなメッシュの入った舞妓さん…(T_T) しか〜し!ここでスプレー登場。茶色い髪を黒く染めてしまいます。 これで出来上がり♪おぉ見事な舞妓頭です。(@_@) 顔と頭が出来上がると、鏡の中に居るのは…誰?ってくらい別人です。
さてさて、次はお衣装です。 二階に上がり、どれにします〜?何色がいいですぅ〜? 赤もはっきりしますねぇ?白もかわいいですよねぇ〜? 友人は一足先に、ピンクの着物を着せてもらってました。 う〜ん、私もピンクが良かったけど、別の色にしよっかな〜? これはどうでしょ〜?こっちは〜? この感じ覚えて置いてくださいね、じゃ次試してみましょうか? と、すごく親切に色々ためさせてくれるんです。 結局、白地にピンクの桜の絵柄のお着物に、オレンジの帯 の、華やかな、初々しい(笑)組み合わせにしました。 着付けをしてもらうと、あら〜♪もうすっかり舞妓さんみた〜い(*^_^*) いえ、でもまだです。簪を選ばないといけないんです。 桜の柄のお着物だし、桜の簪にしようと思っていたのですが 白のお着物に、薄いピンクの簪は、ちょっとボケるかな? 「菜の花はどうです?まだ季節ですし」 と、華やかな黄色い簪を合わせてくれました。 私のご希望通り(笑)ブラブラと「さがり」がいっぱい付いてます。 ↑これはね、舞妓さん1年生の簪なんです(^_^;) 2年生になると、さがりの数が半分に、3年生になるとなくなるそうな。 お色もパッと華やかで、お客さんの顔によう似合いはるわ〜… とか言われちゃって、その気になって(笑)簪も決まりました。
4ポーズ、写真を撮ってくれるのですが、 3枚は外で、1枚は中の茶室で撮ってもらうことにしました。 まずは、お外からです。近くの、神社?で撮ってもらいました。 カメラマンも、若いお姉さんなので、親しみやすいです。 上半身倒して〜、胸張って〜、アゴひいて〜…と、 言われるがままにとるポーズは、けっこう不自然に感じるのですが 出来上がると、まぁ、素敵な感じに出来ているのです。 二人分の撮影が終わると、お手持ちのカメラでどうぞ〜 適当に撮ったら、一度戻ってきてくださいね。と言われましたので (↑私は屋内撮影をして、友達がメイクを落とすため) さてさて、撮ろうと思ったら。 「舞妓さぁ〜ん!台湾から来たの、写真一緒に撮ってくださ〜い」←通訳付き旅行者 …偽モンでよければ。 「舞妓さんだーーーーっっ!きゃーー写真一緒に撮ってください〜!」←修学旅行生 …偽モンですけど。 「シャシン…OK?」←カタコト海外旅行者 …偽モン…の区別なんかつかないか。 いったい、いつになったら自分の写真が撮れるの〜っ?!という、人気ぶり(笑) イチイチ片っ端から「偽モンでよければ」と断ってカメラに収まります。 ようやく、嵐が去って写真を撮る事が出来ました。
 適当にお写真を撮って、町屋に戻ると 私は屋内の撮影のため、茶室へ。 友達は、化粧を落としに行きました。 お茶室のポーズは手を隠したポーズを 撮ってもらいました。 舞妓さん独特のポーズなんですって。
カメラマンのお姉さんが、他のスタッフさんに 「そこ、袖なおして〜。裾がみじかなってるし〜」 と、細かく修正を入れつつ 「アタシ、AB型やねん、細かいの気になるねん」 と言うと、もう一人のスタッフさんが 「…そやったっけ?」…と、つっこみ…。 「ウソや、O型や…」←カメラマン、白状 …なかなか面白いところです、ココ(笑)
着物の柄がわかりにくいですね〜。 とても綺麗な白地に桜の柄なのですよ。 おこぼは、思ったよりも歩きにくくないです。 (と言ったら、「あぁ、厚底はいてました?」…と、スタッフのお姉さんに言われました…)
って言ってもね、1カット撮るのにそう時間はかからないわけで。 さすがに、着物解いてカツラ取って、化粧落として、シャンプーしたら… かなり時間がかかるわけで。 友達の支度ができるまで、かなり待つ覚悟だったんです。 ところが、お店の人が 「どうせやったら、お着物変えてみます〜?暇でしょ〜?」 と言ってくれたのです。 え〜?いいの〜〜???や〜ん、嬉しい〜♪♪(#^.^#) 「アタシ達の暇つぶしですし(笑)」 もう、お店選び、大正解です。 カメラマンのおねーさんが、「出来たら〜…簪コレ付けて欲しいなぁ〜」 と、新作で、まだ誰もつけていないという簪を出してきました。 うん、付ける付ける♪♪ お着物はどうします〜?黄色も写真にはすごく映えますよ、黄緑も華やかで綺麗ですよと、 またまた、いくつも試させてくれます。 せっかくだし、襟も変えましょうね〜と、扇の模様の襟に変えてくれました。 ここ、1時間に3人までしか予約入れられないんです。 確かに、一人にこんなに手間隙かけてたら、それも納得ですね。 結局、黄色のお着物に決め、 帯は黒地に華やかな金刺繍にする事にしました。 「さっきの、白にオレンジのは、初々しい舞妓はんの感じなんですけど 黄色に黒の帯だと、もう少し玄人好みな『粋な』感じになりますね」 と。ついでに、簪も「さがり」のない3年生タイプです。 短時間にシルバー王女の舞妓さんは成長を遂げました 出来上がると、カメラマンのおねーさんも出てきて、褒めちぎり。 …かなり居心地のよいところです、ココ(笑)
お連れさん、もう少しですし〜、先に少しお写真撮りに行きます? と、スタッフさんが一人付いて来てくれて、先にお散歩に出かけました。 ↑この人は、カメラマンではないのだけれど、お写真は上手に撮ってくれました。 人力車のお兄さんに頼んでくれて、人力車と一緒に撮ったり(←でも乗ってない(笑)) 近くをウロウロするうちに、友達がやってきました。 お散歩コースカードをもらって、説明をちょっとしてもらって もし、体力あるようでしたら、円山公園に行かれても綺麗ですよ〜 と、教えてもらって 「ほな、行ってらっしゃいませ〜」…と、送り出されました。 …ねぇねぇ、何時までに帰ってきてください とか言わなくっていいの? ↑あんまり気にしないらしい(笑)
石塀小路や、ねねの道を通って、カポカポ歩いているとやはり、写真攻め。 しかも、カメラマン(←友人)付きですし(笑) 一番元気にすっ飛んでくるのが、女子高生。 遠慮なく…1人1カメラ(全部で5、6個あったりする)を友人に押し付けます。 あの子ら、班ごととか、グループごとに行動しているのよね? おそらく、ホテルに戻ったら、 あちこちのグループから私の写真が出てくるのではないかと思います… 「まいこは〜ん」 …と、声を掛けてくる男子高校生。 写真に納まるとき、チュウしようとするのですが。 …半分ぐらいのお年頃でしょうねぇ…(^_^;) しまいには、だんだん「偽モンでよければ」と断るのも面倒になる始末。 友人も、ちとキレ気味で、無礼なお子様には 「写真が撮りたかったら、ちゃんと『お願いします』って言うのよ」 と、教育的指導。ねーさん、手厳しい…。 そのくせ、遠巻きに見て「写真撮ってください!」という勇気のないお子様には 「写真、撮ったげよか?」と声しかけるし。 おいおい、カメラマンどころプロデューサー付きかい?私…(笑)
しかし、あの格好していると、 なまじおかしな事は出来ないなぁ… という、気分になります。 氷屋さんの前で、 「喉が渇いたよぅ〜…食べたいようぅ〜…」 の、指くわえポーズを撮りたかったのですが ↑やめなはれ(-_-;) ビデオは回ってるわみんな見てるわ… やっぱ無理(^_^;) 朝早いせいか、まだ連休前だったせいか 偽舞妓の出現率も低く、終始ギャラリーを引き連れてのお散歩でした。 その間に私の考えていた事ったら… 「花の道のジェンヌさん(声掛けOKの下級生限定)ってこんな感じ?」 どうにも、思考はシルバー王女のマンマです(笑) 黄色の着物に黒の帯がよく映えていますね ここが石塀小路。風情ある一枚だと自画自賛〜♪
ようやくお店に戻ると 「お帰りなさい〜。迷ってはったのかと思いましたわ〜」 …2時間ぐらいお散歩してたみたい(笑)←基本的には1時間のプラン(^_^;) おつかれさまぁ〜と、お衣装を取ってもらい、頭も洗って元通り♪ とってもとっても、楽しい舞妓体験でした。
身軽な姿になって、残り少ない時間を駆け足駆け足♪ (朝一の舞妓だったのに、終わったらもう3時近かった…) おそばを食べて腹ごしらえをして、抹茶パフェを食べに「都路里」に行きました。 東京でも、汐留にお店があるのですが、おっそろしい行列をなしています。 ついでに、祇園の表通りのお店も行列だそうですが、 そこは、地元民の友人のおかげで…。ねねの道にも小さなお店があるのです。 そこへ行き、難なく「都路里スペシャルパフェ」にありつく事ができました。 抹茶の苦味が丁度良い、めっちゃうまパフェですよ! 特に、白玉に抹茶を混ぜた「抹茶白玉」…??←白くないけど…でも… アレが私的には大ヒット!
さてさて、次は「都をどり」を見るんですもの。テクテクテクテク。 ちょうど、4月いっぱいは「都をどり」という 祇園の舞妓さんの発表会みたいなものをやっています。 (それが終わると、今度は先斗町で「鴨川をどり」が始まるそうです) 清水寺にでも行こうかと思ってたのですが、こんな季節モノ逃す手はありません。 「本物の」(笑)舞妓さんがずらりと並んだ都をどりは、とても華やかで綺麗でした。 日舞のようなものばかりなのかと思ったら、 お芝居仕立てのものが2本あって、一つは弁慶と牛若丸、もう一本は、宇治拾帖でした。 素人にもわかりやすい題材でしたが、さすがに外国人にはわからないかな?(笑) 外国人もたくさん観に来ていましたが、 芸妓さん達やら、お芝居仕立てにはあまり興味がないらしく 舞妓さん達がワラワラ出てくると、とたんにカメラを構えておりました。 まぁ、舞妓さんの方が華やかだモンね。わかる気はする…(^_^;)
夜は、お豆腐料理の「豆水楼」というお店に行きました。 お豆腐ばかりのコースで、「アズキ入りの生麩」がメッチャうまかった! そして、デザートの「豆乳と黒蜜のシャーベット」がもう… 反則すれすれの(笑)おいしさです!
たった1日の京都めぐりでしたが、 とっても濃ゆ〜〜〜〜い、1日になりました。
ちなみに、舞妓はんは2000円で、 カットの沢山入ったCD-ROMを用意してくれるのですが ↑プリントアウトしなかった分 …もちろん、買ったわよ(笑) 今年は、これで年賀状でも作ろうか…?←アホ
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