たいてい秋に、類友ちゃんとプラリと一泊旅行に出かけます。 (去年はそれで、スピード違反で捕まり…ちっ) 何故秋かというと、類友ちゃんが遅めの夏休みを取るからなんです。 今年はBARAKURAイングリッシュガーデンに行こうかと思ってます。 平日ですから、慌てることもなく、 一週間ぐらい前に、ペンションを予約します。 これを探すのもまた楽しいのですよ〜♪ 各ペンション、趣向を凝らしたHPで、あちこち回るだけでも楽しいです。 ペンションの名前もいろんなのがあって(笑) スウィ〜〜〜〜トで、素敵なペンションを選ぶ基準の一つなんです。
ところで、さっき、あるペンションの名前を目にしました。 あれ?ここって…
もう7年も前の話です。 当時、スノボが話題が最盛期で、(今は普通過ぎて話題にもならないけど) どうにもこうにもやってみたい!と思ってしまったんです。 大学の友人と、ウェアを用意し(なぜか色違いでお揃い(笑)) その勢いで、その足で、3泊4日のスクール付きツアーを申し込みました! いくらドンくさい私達でも、3日も先生に付いてれば なんとか滑れるようになるわよ!と思って…。 後で聞いたら、3日も先生にくっつく人、居ないみたいですね…。 (たいてい、半日か、長くて1日(笑)) さて、クーポンが送られてきて、 指定のペンションの名前は…というと… 「ペンションさすらいの自由飛行館」 …素晴らしくファンキーな名前じゃない? 他に、ペンションとちの木だとか、どんぐりだったか、 堅実そうなヤツがあったのに、どうしてよりによってさすらい? 「一応ね…さすらってたらどうしようと思って、 電話して確認してみた。 電話、出たよ…さすらってなかったみたい…よかったよ」 と、電話の向こうで語る友人。 あ…あ、そう…そりゃ…よかったわよ。うん。 ネコバスのようなペンションだったらどうしようかと思ったわよ。
なんだか、微妙に不安ですが(笑)とにかく出発です。 そりゃもう、格安ツアーですから?深夜バスです。 明け方、ポイッっと現地に放り出されて…ここ、どこよ? さすらいの自由飛行館は、どこにさすらってるのよ? 電話してみた…。 「あーー!今迎えに行くから!」 …だって。←と、呟く友人 目が丸くなる私…。 しばし待つと、ワゴン車が一台…。 中からアヤシイおっさんが。そりゃもう、 アヤシイ以外の形容はかえって失礼に当たるのではないか と思うほどのオヤジが。 髭も頭もモジャモジャなオヤジが一人。 オーナー?…だよね?←だが、一度として「オーナー」とは呼べず(笑) ペンションに着くと、そこで待ってて。 と食堂の一角のベンチに置かれる私達。 あ〜〜〜…ペンションの感じは悪くない…けど… おっちゃんとどうにも結びつかないけど。 おや?でも、どうやら手伝いの女の子が居るみたいです。ホッ。 と、思ったのもつかの間、後に判明するのですが、 この女の子、ただの居候(笑) ボードがやりたくてやりたくて、ペンションの手伝いをする代わりに タダで置いてもらってるんですって。 ↑そんな人たちだけで成り立ってるらしいペンション うっかり、私達も勧誘されかけました(^-^; しかも、女の子が寝るんだから!と言っておっちゃんの部屋を占拠し、 おっちゃんは「廊下に追い出されちゃってよ〜」…と言ってたな…。 で、それ以外はオヤジ一人と。奥さんも無しと。
さて、ゲレンデまでの送迎は、スクールのお迎えがあります。 後に、勝手にルイルイと名づけた先生にくっついて、(←「田川」という名前だった) 1日目、なんとか形になるくらいにボードを体験いたしました。 ルイルイと、彼の仲間?「小次郎」(←日向小次郎似だったので勝手に命名) に送ってもらってペンションに帰ると、 おっちゃんが一人、夕飯の支度をしています。 この夕飯がまた多いのよ!え?まだ出る?まだ出てくる??っいう感じで… 結局、全部食べれなかったら、 「あんまり食べれないんだったら、 最初からご飯少な目って言ってくれればよかったのに…」 は、はい…。いや、普通だと思うのよ? だけど、この量のほうが半端じゃないと思うのよ?でもゴメン。 夕食後、部屋にはテレビがなかったので、食堂で勝手にテレビを見る。 お菓子をポリポリ食べながら見てたら 「ダメだよ!お菓子食べてご飯残したら〜〜!」と怒られる。 う…ご、ごめんなさい。確かにごもっともです。 そして、なぜかおっちゃんも一緒に見たりする。なんとなくホノボノ(笑) 挙句に、カラオケが出来るんだよ!と居候の女の子と私達に勧め なぜか、3人でカラオケ大会を始めた私達… ↑今となっては、やりたかったのかどうかも不明
2日目、昨日あんなに居たスクールの生徒は、一人も居ない(^-^; 2日目スクールなんてものに突入したのは、私達だけのようで…。 ルイルイにがっぷりみっちに教えてもらって、お宿に帰る。 どうやら、ペンションの方も今夜のお客は私達だけのようです。 夕飯の後、またまた食堂でノンビリしていると、電話が! (ちなみに、女の子は期限切れで帰っちゃったらしい) おじさ〜ん…おじさん?お〜じさ〜ん…?電話だよ〜… おっちゃんを呼んでいるうちに、電話が切れてしまいました。 あ〜切れちゃったよ〜…と言ったら… 「出てくれなきゃぁ!」 (◎◎;)え?え、えぇ??で、出るの??? ご、ごめんよ。次は出るよ。 …しばらくすると、また電話が!(笑) 出番?出番なの?私達? 出るの?で、出る?出なきゃいけないんだよね? 友人がおそるおそる、電話を取り、当然のように電話口で名乗ります。 「ハイ、ありがとうございます。 『さすらいの自由飛行館』でございます」 ↑その名乗りに爆笑の私 電話を、おっちゃんに渡した友人は、 思いっきり、笑いをこらえている顔。 一気に笑いはじけるので、どうしたの?と聞くと… 「電話…とったら…いきなり 『おぉ!浮浪者居るかっ?』って言われた…」 もうダメです。限界です。 ここで噴いていいですか? おっちゃんの友達のようです…。 なんなんでしょう!このワイルドな接客業は(笑) あまりに、悪気もないので、もう居心地がいいくらいです。
3日目、もうすっかり馴染んじゃってます。私達。 電話が鳴ったって… 「今度は私が出るから、おっちゃん呼んできて」 と、分担制で手際のいいこと(笑) 3日目には、3人組の女の子がもう一組居ました。 当然のように電話に出る私達に、目を丸くしています。(当たり前だ) そんな彼女らに対して、もう、すでに優越感すら感じている私達は 立派にさすらいの自由飛行人なのかもしれません(笑) さて、彼女達、3人組だったのに、夕飯には2人しか来ませんでした。 あれ? 「ゴメンネ。ちょっと叱り過ぎちゃったカナ?」 ↑おっちゃんが女の子二人に話しかけている 「いいんですよ〜、本人が悪いんですから。 子供みたいに拗ねてるんですから、ほっとけばいいんです」 ↑シビアな女の子 聞けば、こっそり公衆電話をタダで使ったそうで…。 (裏のカギを使えばできるんだってね。ふ〜ん) それを見つけたおっちゃんが、その娘を叱り飛ばしたそうです。 「やっていい事と悪いことがあるだろう!!」って(笑) ↑お父さんかい? もう可笑しくて可笑しくて。 夕飯は、お魚のから揚げだった気がします。(甘辛になってたかな〜?) 「骨まで食べれるからね」と言い残して出て行くおっちゃん。 で、でもこの骨が(笑)固いんだよ〜、食べれないよ〜…でも… 「食べなかったらまた怒られちゃうよね?」 そ、そうだね。 隣のテーブルに居た女の子達とも結託して、(その頃には3人に増えてたよ) 友人が「私、そこで見張るから」と、ドア付近で見張り役を務め ティッシュティッシュ!と、食べ切れなかった骨を そぉっとティッシュに包んで捨てる私達(笑) もう、ここまで来ると、修学旅行のおかしさです。
夕飯後、そ知らぬ顔をして、おっちゃんと語り合っちゃいました(笑) 「さすらいの自由飛行館」は、さだまさし命名なんだそうです。 初代オーナーが、さだまさしバックバンドだったんだって。 …なんか納得(笑) 2泊以上してくれたお客さんには書いてもらってるんだよ〜 という芳名帳に記録を残し、ついに次の日は最終日。
もう、スクールはないので、裏のゲレンデに初挑戦しました。 夜、吹雪があったので、ゲレンデはまっさらな新雪です! が。この時点で私…肋骨をどうやら折っていたようで(笑) ↑前日のスクール最終日に、上のコースまで連れて行かれてこけた 何本か滑った後、友人が滑るのを見て… それから、ちょっと早いけど、ペンションに着替えに帰りました。 もう、チェックアウトはしてあるから、 着替えの場所だけ借りる予定だったんだけど… おっちゃんが、 「何?もう戻ってきちゃったのかい? よかったら風呂入っていきなよ」 と言ってくれたので、お風呂に入らせてもらいました。 私は。←お風呂が二つあったので、いつも別々にノンビリ入ってたの 友人は… 「私達帰っちゃったらさ…手伝う人居ないじゃん? そう思ったら、思わず、 お風呂の掃除までしてきちゃったよ」 あんた…遅いと思ったら、そんな事してたのね 大爆笑でした。
なんでこんなに鮮明に覚えているのかって言ったら… 楽しかったからなんですよね〜(笑) あまりにも、ワイルドな宿で。 呆れるを通り越して、面白すぎたんです。 そんな「さすらいの自由飛行館」のHPをさっき見つけました。 今はもう、オーナーが変ってしまったようです。 おっちゃんは、ドコへ行ってしまったのかな。さすらい人になったのかな。 でも、今のオーナーも、けっこうファンキーなようですけど… (伝統か?) 料理も相変わらず多いみたいだけど…。 なんか懐かしい記憶でした。
さて、どこのペンションにしようかなっ♪
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