久々のアオリイカ。ってアオリイカも何も釣り自体が久しぶり。 朝3時起床。眠すぎる。朝じゃなくて夜中だし。リールひとつ、リーダーひと巻き、餌木を数本、メタルジグをやはり数本、小さいワームとジグヘッドを数種類バッグに突っ込んで準備完了。もちろん竿も1本。7ftのシーバスロッド。持ち歩くタックルやルアーの数がどんどん減ってくるが、まあ知らん場所で1日だけの釣りだしそんなに色々試す暇はどうせ無い。てか何を使っても大して変わらん気が。元釣具屋がそういう事を言ってはイカンのかな。(笑)ま、その辺は各人思い入れというモノがありましょうが。
4時にA氏が迎えが来る。けっこうな身分だが交通費割り勘というのはお互いにとってメリット。アクアラインを通って千葉方面へ。ちなみに通行料2300円ちょっと。最初から比べると出鱈目に安くなったがそれでもまだ高いよなあ。開通直後の4500円というのは何だったんだ。人を馬鹿にしておったとしか思えん。さらに未だ途切れ途切れの館山道を通って館山南部のアジロボートに6時10分前に到着。今回初顔合わせのJ氏と落ち合う。真面目かつ実に礼儀正しい青年。予約してあったボートを借り即座に出撃。風も無く波もおだやか。しかも大潮の下げ始めとこれで釣れなきゃ話にならん。のだよなあ。フツーは。
ちなみにボートはセンターコンソール操舵の和船。19ftくらいかな。20あるのかな。魚探とスパンカーがついてお値段15000円/日は安いと言って良い気がするがこのサイズだとスパンカーは要らんなあ。操船しながらだとキャストができん。てか危ねえから操船に集中しやがれこの馬鹿ど素人。はいはい済みませんすみません。浅場から始めるが反応無し、ベイトのいる10mの砂底に移動したところでA氏が2連発。800gくらいかな。J氏もヒットするが惜しくもバラシ。A氏に操船を換わってもらい私もキャスト開始。すぐにヒットするも小型の丸イカ。しばらくしてまたヒット。また丸イカ。何じゃこりゃ。どちらもリリース。お家に帰って親戚のアオリさんを呼んで来てねと言い含めたのだがどうやら聞いてなかったらしい。反応が無くなりワームを垂らしていたJ氏がいいサイズのキスをキャッチ。ここで一度港に戻って昼食。
午後から風が出てきた。やや強い南風。波は大した事無いがどうも釣り辛い。色んなポイントを試すが反応なし。いつもオカッパリをやる場所の沖が風裏だったので最後のトライ。やはり反応なし。けっ。J氏がキスを1匹追加したところでタイムアップ。3時帰港。やや早い気もするが仕方が無い。それに風が強くて粘る気力も失せている。ハァ。本命はボーズじゃ。情けない結果だが場所とボートは気に入りました。時期を選んでまた来ましょうかね。てか自分のボートで来たいよね。
車に戻ってサングラスとバンダナを外して驚いた。何じゃこの日焼け跡は。真っ白なボーズ頭はまるで安物のコントに出てくる禿カツラ。しかもネガポジパンダ顔。実にミットモナイ事おびただしい。どっかで日焼けして来にゃならん。おまけに「帰りはフェリーに乗ってみよう」という事で寄った金谷港の干物屋でキロサイズのアオリを発見し、反射的に買ってしまうというこれまた安物のコメディのギャグのような恥態を演じてしまった。恥も外聞もプライドも無いのか手前はという声が聞こえてきそうだがそういったモノは一切、無い。ンなモノがあったらねえ、とっくに自殺してますよ私は。フェリーの甲板で離れ行く千葉の港を眺めつつ一服。これはなかなか優雅な気分。でも満喫する間もなく久里浜に到着。実に便利でありがたいが少しつまらん。やはり次はマイボートで何とかしたいモノである。のだけどねえ、いつになる事やら・・・
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