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本日、初めての独逸スーパーに立ち寄りました!! 買い物カートがないの!有料なの! 持って行っちゃうのね!きゃんっ!
スーパーまではクラスメイトと行ったのだけれども それからは単独行動になりました 何故なら僕には目的があったからです
寮から歩いて三十分ばかりいったところにある湖!!
できることなら本日中に一周してやろうと企んでおりました 道行く人々に声をかけられ、適当に相槌を打って着いてみると
馬鹿でかっ
とてもじゃないけれど丸一日かけてでも回れない湖! 独逸、バイエルンでいっちゃんでっかい湖だそうな。 ほぇー…
取り敢えず、この湖は学校の行事で回るらしいので なるべく回らなさそうな道を選んで歩いた この日はとりわけ天気の良い日で気分も良く一人ねりねり歩いてた
ふと、水際まで寄ってみると、何かがおかしい 見る 見る よくよく見る
ぺとぺと、ぐわっぐわ…
!!
カモが水面を歩いてる!!(感動)
めっちゃ水面凍ってまんねん! 思わず一人なのを忘れて雪や小石を投げてみて カションカションッと軽やかな音を立てて水面を滑っていくその様をテンション高く楽しんでしましました(恥ずかしい奴)
暫く湖に沿って人の少ない散歩道を歩いてました しかし、雪道の関係でどんどん湖から離されることもたまに… 時折足跡もない更地を踏み分けては水面を見に行きました たまに通行禁止場所なんかにも踏み込んじゃって ドイツ人に優しく道を教えて貰ったり(悦) 此処は夏のリゾート地なだけあって 氷が溶けたらすぐ泳ぎに行けるようなでっぱった場所がたくさんありました。舟とかつけるのかな?とにかくそこも掻き分けては先端まで行って写真を撮っていました。三十分ほど沿って歩いていたころでした。ふと、何処からか楽しそうな笑い声。声のする方に目をやると僕のこころは激しく踊った。
視線の先では現地の子どもが水面でスケートをしているではないか!!
もぅ僕は何かが外れた音がした! いいなぁ!やりたい!すげえいい!! 現地の人が水面を歩くなら僕だって歩ける!!うっはぁ!!
すぐさま傍にあった舟用のでっぱり?みたいなのにかけよる そこには一人の品の良いドイツ人老婦人がひなたぼっこをしていた。僕は軽く挨拶をして、そのでっぱりについているハシゴを軽快に降りていった。
水面に足を下ろした時の感動と言ったら!もぅっ! びっしりと生えた綺麗な氷の結晶! 霜柱のような塊が歩くたびにバリバリと言う その音が堪らない!! しゃくしゃくしゃくしゃく
持ち前の勘を使って表面の薄そうな所は避けて歩く
もぅ僕の気持ちはたのしうれしでいっぱいいっぱいだった 快活に現地の子供らに話し掛けて笑ってふと思う
僕は同じ道を通って帰るのが好きじゃない
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うん 徐に見た対岸はそう遠くない 来た所と同じようなでっぱりと小屋らしきモノが見える
よしっ!
子ども「Wohin gehst du ? (何処に行くんだい?)」 僕は迷いなく笑顔で指さし答えた 火 龍「Bis das haus (あの家まで)」 子ども「Echt!!?;(マジで!!?;)」
何だその驚きは
彼等に別れを告げ、さくさくと歩き出す僕 もぅ本当に楽しかった 天気は良い 水面なんて初めて歩いた 子どもは可愛い。何て素敵なっ!!(萌)
歩いて10分ほどで目的の小屋に近付いた だが、何やら水が漏れていて水面が溶けていたために 行きのようにでっぱりから陸地へ登ることはできなかった。
仕方なく回り込んで雑草の入り組んだ場所から登ろうとしたところ
バリバリバリッ!!
氷独特の甲高い割れる音が響く スイッチを押してしまったかのように僕を中心に波紋となって行く音 考えれば当然のこと ただでさえ陸近くで水面は薄い 勿論氷も薄い上に雑草が入り組んでいるから大変脆くなっている 此処で落ちたとしても靴がうまる程度の深さ とは言え、僕はその戦慄の如きひび割れの音に驚かされて 暫く不自然な格好から動けないで居た
ふと通りすがったカップルは此方を見て微笑んで去っていく
微笑み返すな俺!!
助けを求めるのを忘れ無情にもカップルは去っていく
何とか自力で陸地にかじり付いた 問題はそれだけで終わりはしなかった…
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さて、無事対岸へついたは良い ここからどう帰るかが問題だ ざっとみたところひょうたん型の湖 ちょうどくびれの部分を渡った僕は 小さなコブのような部分を回れば帰れると判断した
颯爽と歩き始めること十分
目の前に広がるのは夥しい針葉樹林 開けた雪道には人の足跡ではなくタイヤの後(工事用) 何度も幻想を抱き歩いてみても木や雪ばかり…
人どころか民家すら見えねぇよ!!
焦った。 さすがに焦った!! 僕は自分的無意味ルールでは6時頃には帰りたかったのだ!
否、この時点で帰れるかどうかさえも定かではなかったのだが、さすがにそこまでは今の現状を認めたくはなかったんだ!!
しかし僕の根性はほとほと強からしく とっても綺麗な景色を堪能しながら迷っておりました
ふと、その時です 何かの気配を感じ、僕は立ち止まりました
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バゥッ!
火龍「!!!!!(滝汗)」<声にならない
太陽を背にして小高い雪のヤマからひょっこりと顔を出した奴 警察でよく麻薬や犯人を追いかけるような奴の1.5倍ほどでかくしたようなあの、カーキと黒の逞しい犬が一目散に僕に狙いを定めてきやがった!!
僕の目の前は真っ白になり声もあげられず呆然としながら「留学中の日本人学生、野犬に襲わるる」などと、何の捻りもない見出しを思い浮かべて硬直していた。
息せき切って駆けてきた奴はひたすら僕の臭いを嗅ぎ周り、ああ、死ぬ、死ぬ。僕は喰われる!小さい頃から何の縁もゆかりもない近所の大型犬に異常に愛されては追いかけ回された忌まわしい記憶が溢れてきた。ああ、やべぇ、もっとマシな走馬燈見ようよ自分…と思っていた時、女性の声が微かに聞こえた
か、神しゃまっ!?
犬がやってきた場所から一人のドイツ人女性が顔を出した
た、助かった!!
火龍「Entschuldigung !! Helfen Sie mir bitte !! Wo ist hier !? Ich mochte nach ...」 (すみません!!助けて下さい!!ここは何処ですか!?私は…)
土石流のように基本独逸文を話し出す私を取り敢えず落ち着かせてくれた彼女はどうやらあの犬の飼い主。独逸の犬は日本の子よりかずっと躾が行き届いているのにどうやらまだ訓練中らしい…
現地の地図を持っていたのでそこで見て貰った所
・・・
・・・
固まるおねぃさん
彼女が指さした現在地
地図外! 僕はいつしか自分の居た町を越えてしまっていたようだ!
とにかく、彼女に道を聞いて道は判ったのでその道を信じて歩き出しました
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ちょっと歩くと、やっと道は舗装され 民家もぽちぽちと見えてくる 道行くドイツ人老夫婦ばかりを狙って道を聞く
いい加減日も暮れてきたのでちょっと急ぎ足で行く
割と手当たり次第道を聞くようになってきた
今からまさにスキーをするだろう御夫人をつかまえては 先程と同じ文句で道を聞く
女性「どこに行きたいの?」
僕は無邪気にドイツ語の地図を取り出し指さした
女性「・・・何を使っていくの?」
不審な顔をする御夫人
火龍「足のみ!」
女性「それ本気!?こっから5キロはあるわよっ!?」
ギャーー!;
まぁ5キロくらは歩けるのでそのままさくさく歩きました
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暫くするとまた分かれ道で迷ってしまった 民家からも離れてしまい、犬の散歩中のお兄さんをつかまえた
御夫人同様の信じられない顔をされ 日の傾きを気にしながら別れたところ 突然後ろからハーイハーイ!!と声をかけられた
通り過ぎた男性が女性に話し掛けていると思ったら 此方に声をかけていた 僕は何の疑いもなく彼女にかけより話を聞いた 僕はドイツ語話すのはだめだが何を言っているのか 幸いにもだいたいは解釈出来たので…
女性「貴女、学校までいくんですってね、 遠いからコッチいらっしゃい。車で送ってあげるわ」
正に天のお導き!!(感涙)
感動とはこのことぞ! 僕はもぅ嬉しくて嬉しくて最初自分の耳を信じることができなかった! 優しいっ!日本じゃこれは警戒すべきなんだろうけど(独逸でもすべきです)田舎なので本当に善意で言ってくれているのがひしひしと伝わりました。
一緒に歩いている最終、言葉の拙い僕でしたが 彼女は優しく簡単な問いかけをしてくれました だから会話も途切れず、笑っても呉れて、本当 僕は嬉しくて嬉しくて…(そればっかりや)
女性「今日はどこから此処に来たの?」
火龍「今から帰る学校です」(にっこり)
女性「?だいぶ距離あるわよ?どうやって来たの?」
火龍「水の上を歩いたのv楽しいっv」(笑顔)
女性「本当!?(汗)ええと、貴女、独逸に来てどのくらい?」
火龍「3日です」(微笑み)
女性「ええ!?;そんな、3日で湖を渡ってここまでくるなんて、びっくりしたわっ!!」
火龍「えへへー。でもとっても楽しかったんですよ」<笑うな
女性「今度は夏にいらっしゃい。夏は素敵よ。冬は寒いわ。手袋なしじゃやってけな…って貴女手袋してないじゃないっ!!寒い!寒いわ!!はやくこれをしなさい!!」(慌てて自分の手袋を私にさせようとする)
火龍「あああっ!;持ってます!持ってます!」
女性「そう?よかった」(安堵の色)
火龍「独逸寒い。けど乾いてる。だから慣れた♪」
女性「でも温かくしなさいね」
火龍「ありがとうv」
そんなこんなで車に着いた時いきなり右ドアを開けられ 「え!?俺運転すんのっ!?」とか思ったが外国車は左ハンドルだと言うことを忘れてました。ってか外国人を助手席に乗せちゃうなんて…;;いいのかしらん??
あとは、もぅ本当、学校の敷地内 校舎前まで送ってくれて、本当、この感謝の気持ちをどう伝えたらいいのか判らなくて、ちょっと待たせて部屋にあった日本の御菓子を渡してきました。しきりにお礼を求めない彼女の姿勢に激しい愛しさを感じ、めっちゃくちゃ嬉しかったから僕これを貴女にあげたいの!どうか受け取って!すごく嬉しかったの!ありがとう!と渡して来ました。
口に合うと良いのかけれど… 田舎に住むドイツ人の人の良さに感激した一日でした
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帰宅後、ちょうど現地に長く居る日本人の方が 学校の子をレストランへ連れてってくれるらしいので便乗
あの湖を渡った話をしたら驚かれました…
僕は当然、あそこに居る皆渡ってるものだと思っていたのだが…
そして本日の冒険はこれにて終了 また明日
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