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天然アニマリウム(獅子と鷲) |
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| Past : Will | 2005年01月21日(金) | ||
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「へぇ…結構あるんだな、写真」 「かあさんがマメだったからねぇ…これが幼稚園のアルバムかな」 俺が捲るアルバムには、まだあどけない走の写真が綺麗に収まっている。幼稚園の制服を着て、カメラに向かってヒーローのポーズをしているもの。誕生日会で、大きなケーキを前に、これまた大きな瞳を輝かせているもの。 コリー犬のふくふくとしたお腹に寄りかかり、気持ち良さそうに寝こけているもの。 「あ、それはねぇ、コリー犬の武蔵」 小さな子猫と同じポーズで写真におさまっているもの。 「このこはシャム猫の希典」 カンガルー?と一緒に木登りをしているもの。 「セスジキノボリカンガルーの宣長」 あらいぐまラスカル?とビニールプールでやんちゃをしているもの。 「カコミスルの莞爾」 綺麗な白い鳥を隣にとまらせて、並んでクッキーをほおばっているもの。 「カグーの与七郎」 …えーと……。これは…… …全開の笑顔を見せる走に、緑色をしたホースが巻きついている。 ホースといってもガーデニングに使うようなあんなんじゃなくて、 消火栓のヤツを二倍にしたくらいの。 「おい、この写真は?」 「あ、それはエメラルドボアの次郎長」 「…お前、どんな所住んでたんだよ」 「普通の住宅街。駅からちょっと歩かなきゃいけなくて、ちょっとしんどかったけど」 「ってそうじゃなくてー…」 --------------------------------------------------- 友人と獅子鷲家族思い出編の話をしていた時に思いついたネタ(笑) 獣医(属性:小学生・オプション:半ズボン)の写真を恥ずかしがって見れない鷲ちゃんとか、色々考えてました(病) アニマリウムとゲルマニウムは似ている。 |
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