凄(鮫鷲…?)


 Past : Will 2004年03月18日(木) 


「とにかく雪がさぁ、すっごい積もってんの。あんまりすっごいから、スキー場まで行くのにも一苦労…」

電話の向こう側で、情けない声でボヤいている。
他のところは脱力しきっているのに、「すっごい」の部分だけ妙に力が入っているので、そりゃあさぞかしすっごい積もってんだろうなあ。と思うのだが。
関東生まれの悲しさで、そのすっごい積雪量っていうのが、いったいどんなもんなのかがわからない。
こっちで「すっごい」積もってるって言ったら、30センチぐらい?
それだけ積もれば、電車も止まるし車も使えないし。
まあこれは想像の範囲内だから、なんとなく情景も浮かんでくる。
しかし、北海道で「すっごい」っていうのは想像がつかない。
ウィンタースポーツ何でもござれの海をして「すっごい」と唸らせる雪の量って…、5メートルくらい?

…そんなに積もったら、重みで家とかつぶれるやんか。
と、脳内の自分にツッコミを入れ、ついでに、まだボヤき続けてる海の言葉も遮って、

「すっごいすっごいって、どんだけすっごいんだかちっともわかんねぇよ。だいたい何メートルくらい積もってんだ?」
「知らない」
「調べろよ…」
「やだよ。外寒いし。ゲレンデじゃわかんないし」
「寒いって、どんだけ寒いんだよ?」
「すっごい寒い」


まったく、日本語が不自由なヤツとの会話って、すっごい疲れる…。


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