The Finishing Touch(鷲独白)


 Past : Will 2003年10月14日(火) 



重なった熱はいつもより深い気がして、
岳は初めて、一瞬、逃げたいと思った。

だけど、逃げられない。
背中は壁に塞がれて、目の前にはレッドがいる。


「んぅ…やめ…ッ」


牽制のため挙げた声は、逆にレッドの舌を誘い入れてしまった。
逃げた舌にそれが触れて、絡む。
いきなりの感触に竦む岳を宥めるように、レッドの手が岳の頬を撫でた。
ゆっくりと繰り返されて、少しずつ力が抜ける。
見開いたままだった岳の瞳が自然に落ちたとき、唇がゆっくり離れていった。


「いやなら逃げてよ。簡単でしょ? 俺の舌、噛み切ればいいんだから」


そう言ってまた唇が塞がれる。
すぐに挿し入れられる舌。
不意に怒りが、込み上げてきた。
岳が逃げられないと、知っているくせに。
岳が逆らえないと、解っているくせに。

絡む舌に歯を立てる。
このまま本当に噛み切ったら、どうなるだろうか。


やわらかな感触に、少しずつ力を入れる。
このまま噛み切ってしまえば。
そうして逃げてしまえば。





それができたら、どんなにいいだろう。



「イエロー、そんなんじゃ抵抗のうちに入らない。そういうのは、愛撫、でしょ?」
「ちが…っ!」


力を入れて切ることが出来ない岳に、レッドは笑いながら言う。
それはさっきまでと同じ。からかいを帯びているのにどこか柔らかくて。


「いいから。舌、出して?」


結局自分は、逆らう事などできやしないのだ。
逃げることだって、出来るわけが無い。


躊躇いながら差し出した舌に、レッドが触れる。
吸われて、中に誘い込まれて。
そのまま軽く歯を立てられて、軽い痛みが走る。

ぞくぞくと、背筋を這う甘い痛み。
相手を思うといつも胸を貫くそれと、同じ痛み。
痛いけれど、でも逃げられない。



――逃げたく、ない。



「…ふ…っぁ、…――…」


いつしか躊躇いも無くなって、岳のなかはただレッドを思う気持ちでいっぱいになる。



―だって本当は、ずっとこいつが欲しかった。




TO BE CONTINUED...
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キス好きー。


本日は、どうにもこうにももう勘弁してくれ!というくらい大学に居ました。しかも雨。もうホモのひとつやふたつ転がってないとやってられないっての(間違い)

火曜日はきつい。
ゼミ二つが火曜日にあるのがきつい。

という訳で、お風呂は激リラックスモードに。
お気に入りのフラワーぺタルを入れて、ADIEMUSかけて、ぼんやり。

あー。買い物行きたいなー。
黒ベロアのジャケットとアシンメトリーなワンピース、ペイズリー柄のスカートに半袖ニット(色は黒が望ましい)を探しに出かけたい。
それからロングブーツ。
この間買ったショートブーツは大正解。足にぴったり合って全然疲れない上に、可愛い!値段は二万とお手ごろ価格だったのに!優秀!

明日の夜も雨かー。
明日は訳あって三浦半島の先っちょまで行くのに…大変腰が重いです。ちょっとした小旅行のようだ…。ガオ的には、ガオジュラフ登場の回のロケ地でちょっとおいしいんだが(病)


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