獅子鷲(圧)


 Past : Will 2003年10月07日(火) 


「がぁく〜」

ちょっと甘えた声が聞こえたかと思うと、のすッと背中に圧し掛かる体重。

「…断る」
「まだ何も言ってないじゃん」
「お前が猫撫で声出すときは、ロクなことない」
「なんだよ、海じゃないんだから、そんなとんでもないお願いなんかしないって」
「…あいつは、迷惑レベルがマックス振り切ってるから、比べるほうが間違ってる」
「じゃあ、月麿レベル」
「あいつは、けっこう言いたい放題言いやがるから、それも比べたくない…」
「それじゃあ、風太郎レベル」
「断固として、断る!」
「…うわ、ひどっ」

おんぶおばけのように負ぶさりながら、くつくつ笑う走の声がくすぐったくて、俺は首をすくめたが、それでも、なんでも、おねだりを聞いてやる気にはなれなかった。


風太郎…なんて懐かしい響き。
最近初期ガオを観かえしているので、最初の頃の鷲獅子風味の獅子鷲がお気に入り。


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