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早速、今日から職場復帰した。
上司への挨拶やら未読メールの処理やらミーティングへの参加やら。
基本的にはデスクワークしかしていないので、身体は比較的楽だ。
やはり病院のベッドで寝ているよりも、少しでも働いているほうが
気持ちが落ち着く。……貧乏性なんだろうか。
今回、生まれてはじめて入院というものを経験したのだが、
病院という場所は入院患者に家族のサポートがあることを当然と
しているのではないか、と個人的には感じざるをえなかった。
たとえば、私が入院していた病院の院内ガイダンスには、
「個人の衣服を洗濯しないでください」
と書いてあって、それじゃ洗濯物は誰か家族が自宅に持ち帰って
洗わないといけないのか!? とビックリしたのだが、一応コイン式の
洗濯機と乾燥機は備え付けてあったので、とりあえず安心した。
院内の売店も最低限のものは置いてあるのだが、本や雑誌の品揃えは
キヨスク以下で、活字中毒気味の私などは入院途中から読むモノが
なくなって、大変苦痛であった。
他の患者たちからは何も苦情が出ないんだろうか?とも思ったのだが、
見舞いに来た家族などから本や新聞を差し入れてもらっている人も
いるようだった。
ちなみに、他の患者たちはどうやって時間を過ごしているのかと
そっと観察していたのだが、ベッドでぼんやり寝ていたり、テレビを
見たり、他の患者とお喋りしたりしている人が多かった。
これといった自覚症状もなく、入院患者としては若くて(若いんですよ)
元気な私としては、検査以外にやることがないこと、その検査ですら
直前になるまで予定を知らされないこと、自分で自分の時間をコント
ロールできないことが、とても、とても辛かった。
もしかしたらこれって、私がすごーいワガママで、お医者様の言うことに
唯々諾々と従えないヘンクツな性格だ、ということなのかもしれないけど。
とりあえず、健康でやるべき仕事があるって、幸せなことなんだね。
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