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昨日出席した友人の結婚披露宴のときに、新郎のお父上がこんな挨拶をなさった。
「息子にどんな仕事をしているか訊いても、『守秘義務があるから
父親といえども、それは喋れない』と言われていたのですが、
本日の会社の方々のスピーチを聞いて、はじめて息子がやっている
仕事がわかりました」
ちなみに、新郎(かつ私の同級生)は某メーカーで「次世代○○○○」の
研究開発をしているそうだ。
新郎の上司が懇切丁寧に「次世代○○○○」とは何か、この製品を
開発することにはどんな意義があるのか、将来性はどのくらいあるのか、
あ、もちろん新郎がそのプロジェクトで重要な仕事をしている、という
ことをたっぷりと説明してくれたので、私にも仕事の内容をおおよそ
察することができたのであった。
しかし、私、この新郎Kくんの気持ちもわからないでもないのだ。
まだプレスリリースされていない内容を部外者に喋るわけにもいかないし、
また自分の仕事を一般人である家族に理解してもらうのは難しいし、
仕事の内容を素人にやさしく説明するのはメンドクサイし、となると
「会社の決まりで、仕事のことは詳しく話せない」
とお茶を濁してしまいたくなるのも無理ないだろうなぁ、と。
もちろん本当に守秘義務のために、仕事の内容を家族にすら話しては
いけない、という契約書にサインしなければならないプロジェクトも
存在する。噂によると、うちの会社でもどんな製品を作っているかさえ
誰にも喋ってはいけない、というプロジェクトがあったらしい。
(秘密が漏れると社会に混乱をきたす可能性があるから、というのが
その理由だとか)
ということで、私にあまり仕事の内容を詳しく訊かないでね(笑)。
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