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| 2005年02月18日(金) |
可愛い子には旅をさせよう |
学生生活や受験というものから遠ざかって久しいので、
すっかり失念していたが、今は受験シーズンなのですね。
今を去ること○年前の大学受験時のことが懐かしく思い出されます。
もちろん私はひとりで新幹線に乗って受験する大学に向かった
(正確には受験前日に受験する大学近くのホテルに泊まったのだけれど)
のでありますが、たまたま同じ新幹線に同級生のSくんが乗り合わせて
いたのを見かけたのでした。そしてよく見ると、Sくんの隣の席には
Sくんのお母様が。
「……18歳の高校生男子が、母親に受験に付いて来てもらうのかよ」
と当時の私は思ったのでありますが、今でも親同伴で大学受験に
赴く受験生は多いのでありましょうか。
私はホテルの手配こそ親にやってもらいましたが、新幹線での移動も
ホテルへのチェックインも、大学を受験しようとする高校生なら
ひとりで出来て当たり前なんじゃないかなぁ、と思うのですよ。
たとえば東京のように公共交通機関が複雑に入り混じっている場所なら、
「子どもが道に迷ってしまうかも」と心配する親御さんもいるかもしれない
けれど、前もって乗り換えの方法や所要時間を調べておいたり、前日に
下見しておけば当日慌てることも少ないだろうし。
親子一緒に受験地に向えばお互いに安心できるのかもしれないけれど、
実際に受験するのは受験生本人で、親が替わりになれるわけじゃない。
たとえば、見知らぬ土地で道に迷って親切な人に道を教えてもらったり、
同じようにひとりで来た他の受験生と仲良くなったり、といった経験も
後で懐かしい思い出になるのになぁ、とも思うのであります。
とはいえ受験生本人は、なかなかそういう気持ちのゆとりが持てないかも
しれないですね。
まずは受験生ならびにその関係者の方々のご多幸をお祈りしています。
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