Sparkle
by RenA



 ○No home

並んだ自動販売機 人の波を誘う看板
無意味な暗い電灯 家屋から暖かな光
置いてけぼりの子犬にはちょっと眩しい
街の明るさを反射してしまいそうな
涙に濡れた顔を伏せて歩いた
あたしは黙ったまんま拳を握り
顔を伏せて罪びとのように歩いた

海に落ちたサカナタチのように
一人で生まれ 親も知らずに
一人で生きて 自由気ままに

そうしていつか君だけに
君だけに出会えていたのなら

ここは心休め羽を広げる
そんな場所だなんて誰が言ったの
こんなところでじっとしている悔しさを
晴らすためいつも旅に出る
足を汚しても腕に傷がついても
血を吐き汗を飲みくだしながら
それでもお願い この道を一人で

空を駆けるワタリドリのように
朝日へ飛んで 振り返らずに
夕日と飛んで 帰る場所無く

そうしていつか君だけを
君だけを求めていられたら

2002年07月04日(木)
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