「おまけのこ/畠中恵」読了 仏ですら救えないと言われ、同じ妖たちからも嫌われている「狐者異(こわい)」 塗り壁の親戚とまで言われてしまうお雛ちゃんの厚化粧。 それを気に病むお雛ちゃんの気持ちを晴らしてやろうとする屏風のぞき。 大粒の真珠を「お月様だ」と気に入り、盗まれそうになったそれを守ろうとして とんでもない冒険に出てしまった鳴家(やなり) 元気な病人、若旦那の周りは今日も妖たちでにぎやかです。 鳴家かわいい。ほんとにかわいい。顔は怖いらしいが(^^; 撫でろ撫でろとわいわいひざに乗ってくるとか 温石代わりに数匹懐に抱え込んでるとか、ほんとに猫のようでございます。 言葉通じる分、猫より意思の疎通が図りやすそうだしねぇ。 一匹ほしいよ。
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