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■ 『赤毛のアン』はダメだった
『海馬が耳から駆けてゆく・1』を読みました。 なんでこんな面白い本、1年半も買わなかったんだよ…自分。 表紙だけで選んで「失敗した!」とか吼えるより、しっかり選んでこういう本を買いなさいよ。全く。 エッセイなんですけどね。 失礼な話、作者の方(菅野彰さん)の小説は意識して読んだことがないです(しかしどうやら1冊読んでいる模様)。でも、このエッセイは実に良い。何て言うか、中村うさぎ女王様(←あえて『女王様』)のエッセイを読んだ時と同じような衝撃が確かに私の中を駆け巡ったのです!小説も書けて、生活をこんな面白く伝える事ができる…素晴らしい人だ!アタシもこういう風になりたい!(…と母に伝えたところ、「あんたは絵を描くのが好きなんじゃなかったの」と鋭い指摘を受けた。母よ、アナタの娘は節操が無いんですよ)作品を知っている有名な作家さんたちの名前が沢山出てくる(ちなみに私は名のでている作家さん達のものは少なくとも1作品ずつは読んでいる)せいもあるのかもしれないが、非常に面白かった。 そこで出てくるのが「赤毛のアン」です。なにやらコレを少女期に読まないと女性としての情緒が確立しないという学説があるらしい。 …読んでないよ!っていうか、少女期っていつだ!小学生か!?中学生か!?前者ならば古典文学(←多分造語。シェイクスピアとか読んでたよ…生意気な)だし、後者ならルビー文庫とスニーカー文庫だ!「赤毛のアン」の入る隙間はなかった!だから乙女思考ができないのか…。納得。
いつものことなのだが、私は居間で本を読むなと言われる。 それは本を読んでいるときの私が、通常、自宅にて過ごしているときの数倍もの表情の豊かさを見せるからである(コレは音無の兄弟の全員に当てはまる。気味の悪い兄弟であろう)。笑うし怒るし悶えるのである。泣くことはあまり無い。 先ほど気味が悪いと書いたが、これは両親と祖母の意見だ…。 一度兄弟の内60%(人数は伏せる)が居間で『シャカリキ!』と『め組の大吾』と『赤ちゃんと僕』を連続読み(音無家語。飯も食わずに読みつづけること)をしていたのだが、突然会話もなくお互いをどつきだしたので、本人たちは「この漫画イカスぜ兄弟!」とか、「早くそれ読み終えてこっちよこせ」とか「ここ読んだ!?」などという他愛ない無言のコミュニケーションのつもりだったのだが、大人たちはそう思わなかったらしく、父が「喧嘩するなら二階で別々に本を読め!」と怒鳴ったことがあった。流石に母も理解出来なかったらしく、相当驚いたらしい。祖母に至っては父に早く止めろとせっついたそうだ。 …確かに気味の悪い話である…(やだわ、もう)。 でも暖房器具が無いから部屋で読みたくないんだ…。 だからもう少し、春までの間だけ、居間で不気味なアタシを見ててください母よ。
2003年01月27日(月)
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