秋乃さんの日々是修行。
音無秋乃



 懐古主義2

最近、ちょっと昔の事を思い出します(もしかして死期でも近いのかアタシ)。
友人が何気なくアタシに問い掛けたあの言葉。
「…ねぇ、本気で笑ってる?」
そんなこと訊かないでよと思った気がします。
昔のアタシは愛想笑いなんて苦手で、それならいつも表情を変えないでいろと言われるほうが何倍もマシ。そういう人間でした。
でもさ、アタシのそんな表情のせいで、変な誤解が生じたりしちゃうと面倒だなぁということで愛想笑いしてみたり。
今では、そんなことに努力しなきゃいけなかった自分が可哀相だと思えます。
…なんか思い出したので。

あ、そうそう、もう一つ印象深い質問がありました。

「私のこと、どう思ってる?」

…は?
と、当時の私は思ったものです。
少女漫画の、恥らいつつ上目遣いで訊いているヒロインを思わせる台詞ですね。
真相は、彼女と私の友人が喧嘩してしまったため、仲直りの糸口を見つけようとした彼女が単刀直入を好む私に合わせて、さくっと問い掛けてきただけです。
ちなみに私の答え。

「好きでも嫌いでもない。」

…なんか卑怯…。

2002年07月05日(金)
初日 最新 目次 MAIL HOME