独り言は心の叫び・・・
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| 2003年07月07日(月) |
「幸せになったらエエやん!!」友人の披露宴で落ち込む俺・・・[最終回] |
前回の日記の続きです。
さぁこれからが俺の落ち込みっぷりが出ますよ。 (・・・いや、落ち込みっぷりと言うか卑屈さだね)
ではでは・・・
[前回の続き]
7月7日は七夕。結婚披露宴は7月5日。
だもんで、披露宴で、 『もうすぐ七夕なのでお二人にお祝いの言葉や願い事などを 短冊に書いて笹に飾り付けましょう』 みたいな事を言ってきやがったので書いてやりましたよ。 祝いの言葉ってか願い事ってか俺の想いをね。
【おめでとうございます】 【幸せになったらエエやん!!】 【俺は一人で生きていきます。(泣)そして(笑)】ってね。
もっと酷い事書いてやろうかと思ったけどさ、 それはヤバイかなと思ってこのぐらいにしておいた。 最後の【そして(笑)】なんて付ける必要は無かったんだけどさー、 変に思われたら嫌だなーって思ってさ。 ・・・ってか、十分変ですかね?(笑)
そして時間も過ぎ、そろそろあの感動の時間になった。 「新郎・新婦から両親に花束の贈呈」「新郎の父の挨拶」「新郎の挨拶」
ってか、俺、写真を撮る事に夢中になってて、 どんな挨拶したか全然覚えてないや。 ってか、俺、全然感動してないし。 でも一応、しんみりしてやったけどさ。
そう言えば、新郎が持ってた手紙?挨拶文?の紙を、 読む前に緊張して落としやがったな。 「おいおい、何してんのさ?」「落としてやんのー!」
『お前らなんか堕ちてしまえー!!』・・・みたいなね。(爆)
・・・まぁそんな感じで披露宴の時間は過ぎて行き、 結局3時間もやっていた訳だ。
『宴もたけなわですがこの辺でお開きにしたいと思います』だっけ? そんな感じで終了した。
そして最後にまた、新郎・新婦・両家の両親が並んで招待客を送る。
俺達は列に並び挨拶の順番を待つ・・・
・・・俺の順番が来た。
新婦とその両親に『おめでとうございました』
新郎に『おめでとー!幸せになってね!』 大袈裟にワザとらしく言って、ガッチリ握手をした。お互い苦笑い。
新郎の両親に『おめでとうございました』 ・・・あ、ついでに新郎の親父にも握手したっけ。勢いで。強引に。(笑) まぁ前から新郎の両親とは少しは交流があったしね。 だから握手しても良いんじゃない?
・・・ってか、新郎と握手の時、妙な事を言ってきたなぁ。 『杉、手が冷たいぞ』って。 手が冷たい?そりゃーそうだろ。 もう俺の体には熱き血潮なんて流れてないんだからさ・・・。 (ただの冷え性・低血圧?)
そして二次会は開催される事は無く、披露宴は終了した。 (まぁ2人の出席した友人は少なかったしさ) そう言えば、新婦の女友達・・・大した事無かったなぁ・・・。(爆)
・・・あ、そう言えば、 『おめでとう。幸せになってよ』 今、気が付けばこの言葉を3回も言ったわ。 バカじゃねぇの?俺って。これしか言ってないのよ? 他に気の利いた言葉が出てこないんだからさー。 ボキャブラ?が無いからさ。俺って。
まったく俺ってば口から発する言葉って、 気の利いた言葉が出てこないんだよねぇ・・・。 この日記の中では色々と出てくるのにさぁ・・・。 ヤダねぇ・・・口下手。あーヤダヤダ。
そして家に帰り、引き出物を確認してみる。 なるほど。引き出物はカタログから自由に選べるやつだ。 うーん、カタログを見る限り、5千円コースって所かな。 うーん、中には良いのもあるけど、1万円コースには見えないなぁ。 ってか、引き出物カタログってどういう基準なんだろ?コースじゃ無いの?
考える。 引き出物が5千円って所で、披露宴の料理が5千円って所だから・・・ おぉー!俺の祝い金1万円だから、行って来いのチャラじゃん♪(爆) ・・・うーん、でも微妙だなぁ。料理が5千円な訳無いかぁ。 ・・・なんて、考えなくても良い事を考えてしまう俺。
あと、定番の赤飯も入ってたな。 ・・・ひえーー!! 赤飯が入ってる箱がハート型だよーー!! 嫌がらせかよーー!?胸クソ悪いわーー!! ・・・でも食べたけどね。
そして1日が終わり、寝る前にまた落ち込み苦しむ。 (まぁ落ち込む事は分かっていたんだけどね)
人の幸せを心から祝うなんて事は俺には出来ない。 (ってか、心から祝える人なんか居るのかなぁ)
そしてすぐに人の幸せと自分の不幸さ(愚かさ)を比べて落ち込む。 お前は人並みの人生を歩み、そして結婚。 俺は人並みの人生を歩めず、この愚かな人生を続ける・・・。
そう言えば、この日記を3日間に渡って書いている間に、 結婚した友人から電話があった。 「披露宴参加者への感謝の電話」みたいなの? そこで思いがけない事言われてしまった。
「俺からの祝い金見たー?」 『見た。杉、1万かよー?』 「え?期待するなって言ったじゃん?」 『嫁さんガッカリしてたぞー』 「は!?だから期待するなって嫁さんにも言ってあるべ?」 『そうだけど、こんな少ないとは思ってなかったよー』 「は!?相場は友人の場合3万なんだからそれより少ないと考えれば、 1万か2万しかねぇじゃんよ」 『・・・・・』 『・・・いっいや、俺は杉が金が無い事知ってるから良いんだよ』 「・・・なんか俺もガッカリだよ・・・」 『気にすんなよ。別に良いんだって。またなんかあった時貰うから』 「・・・・・」
そして話題を変えて少し話をし、電話を切った。
・・・なんなんだよ。まったく。 俺の事情がまったく伝わって無かったのかよ・・・ 祝い金が1万ってそんなに悪いのかよ? 俺って常識外れなのか? だったらなんで俺を招待するんだよ? 俺は無職のダメ人間だって知ってんだろ? 何かよ?親から金貰ってまでも祝い金増やせとでも言うのか? その1万はちゃんとした俺の金だぞ? 冗談じゃねぇってんだよ。 俺の事を何も分かってない事が良く分かったよ。 『またなんかあった時に貰うから』だと?? 全然フォローになってねぇよ。俺からまだ金取る気かよ? だから俺は普通の一般人じゃねぇんだよ。健常者じゃねぇんだよ。
なんなんだよ!?ったくよーーっ!!
・・・そう言う訳でございまして、 手短ではありますが、私からのお祝いの言葉とさせて頂きます。 本日は、本当におめでとうございます。 お二人の末永いお幸せを心よりお祈り申し上げ、 私のスピーチとさせていただきます。
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