独り言は心の叫び・・・
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| 2003年06月12日(木) |
今日が俺の命日だ・・・(30年を振り返る)[6] |
[前回の日記の続き]
[俺の30年の人生(クソみてぇなダメ人生)の続き]
22歳過ぎぐらいの話・・・
俺らしくも無くバイトは続いている。 バイト内では俺はもうベテラン。先輩格。 偉そうに仕事をしていた。
家族とは相変わらずの冷えた関係。 それでも俺にスネをかじらせてくれる親。
バイトをし、ギャンブルをし、ダラダラ過ごす。 その割に彼女は出来ない。作れない。内気な俺。
友人は就職し始める。少し焦る。 「俺もそろそろ」とは思っているが、思っているだけ。
ロック好きは夢が敗れてもそのまま。 XJAPANにハマりまくる。 XJAPANが全て。 毎年、年末に東京ドームでやるライヴが楽しみでしょうがなかった。 ライヴを行く為に生きている感じ。まさに「生きがい」 周りにXファンが居ないが1人でもライヴに行った。 そして俺はライヴで狂ったように他のファンと一緒に騒ぐ。 「このままぶっ倒れて死んでも良いや」と本気で思うほどに騒ぐ。 本当に楽しかったなぁ・・・
そしてついに夢のライヴ最前列のチケットが取れた。 死ぬほど嬉しいって言うか、信じられず大緊張大会。 ・・・今思えば、これで俺の全ての運を使い切ったような気がする。
この「生きがい」が続くと思っていた・・・ Xが居れば生きて行ける・・・
・・・そうはいかなかった。 【XJAPAN解散】【hideが自殺・・・いや、事故死】
絶望した。信じられなかった。生きがいを無くした・・・
もうXJAPANの復活はありえない。
何故、こんなにも好きになってしまったのだろう・・・ Xを好きにならなければ苦しむ事は無かった・・・ 好きになり過ぎるのは良く無いのかも・・・
だから今は、理由があるとは言え簡単に解散するバンドが許せない。 ファンの事を考えていないようで許せない。 だから今は、バンドや芸能人なんか好きにはならないようにしている。
Xの話が長くなってしまった。話を戻す。
そして、全てにおいて人より遅いのだが、 やっと25〜26歳頃に車に興味を持ち始める。 漫画「頭文字D」の影響。単純だ。 スポーツカーが欲しくなる。 「どうせ俺には買えない」と諦めていたはずの俺が本気で買う気になる。 バイトも続いているし。なんとかなる。 親にお金を借りて車を買った。ちゃんとお金は返した。 安い車だったが自分の車。嬉しかった。信じられなかった。 俺は「走り屋」 良い響きだ。また「生きがい」が出来たかも。 ドリフトは簡単に車を壊しそうで怖くて嫌で出来なかったが、 首都高ではルーレット族のように走ってみたりもした。 この震えるほどの緊張感。死ぬかもしれない緊張感。 でも「このギリギリの緊張感がたまらない」と自分に酔っていた。
しかし簡単にそれに飽きてしまった・・・。 飽きた?いや、違うな。何だっけかな・・・ 運転上達しないし、車壊したく無いし、 お金がかかるし、捕まるのが嫌だし。 結局、街によく居る「勘違い走り屋」で収まってしまう。
そう言えば、この頃はプロ野球にも興味持ったっけ。 マリン球場で、ロッテ応援に燃えていた時もあったっけ。 内気な俺だが応援の時は違う。 人一倍大声を出して、飛び跳ねて、 ストレスを発散するかのように狂ったように応援していた時があったっけ。 でもなぁ・・・ ある友人のおかげで球場に行きづらくなってしまったんだよなぁ・・・。 俺は内気で人見知り。友人は社交的。 友人は従兄弟を連れてきたり、 その従兄弟はまた自分の友人を連れてきたりして、 友人には観戦仲間の輪が広がる。 俺は人見知りだから孤立してしまう。 そして俺は行きづらくなってしまった・・・。
何でもすぐ逃げるし、すぐ飽きるし、すぐ積極性を無くす・・・
そしてまた生きているのがつまらなくなっていく。 夢や希望、生きがいが無い生活なんて、 生きていてもしょうがないと感じるようになる。
そのくせ自分に酔う。「悲劇の主人公」を気取る。
・・・一体なんなんだ・・・俺は・・・
・・・と言う訳で、22歳〜27歳頃の話は終わり。
次回はその後の話へ続く。
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