| 2005年を振り返る〜音楽編〜 |
A「さてさてやってまいりました年末大寒社債」
B「君、君、字がかなり違ってホンマに寒なってんで」
A「こりゃ失礼。ということで年も押し迫ってきたので 今年を自分なりに振り返っていきたいなと思います」
B「それはええけど、なんで対談形式なん?」
A「あ、それは文章でまとめるのがめんどくさいからですわ」
B「でも、こんなことしとったら二重人格に思われるで」
A「普段から自分でボケて自分で突っ込んでますから」
B「いや、回答になってへんって!」
A「人間誰しも裏と表くらいあるでしょ!」
B「逆切れかいな…」
A「人がどう思おうが良いでしょ?さっさと行きますよ!」
A「さてさて、今年の音楽業界は…」
B「ちょっと待ちぃな、君、今年はほとんど、、、」
A「音楽聴いてないですよ」
B「じゃあ、わざわざ振り返る必要ないんちゃうの?」
A「いやいや、それでも関心の無い人よりは聞いてますから」
B「そもそも何で聴かんようになったん?」
A「ん〜、ラジオを聴かなくなったのが原因ですかね」
B「昔はあんなに聴いてたのになんでなん?」
A「まず部屋の模様替えをしてコンポの位置を変えたら 電波状況が悪くなって。それに加えて…
B「加えて?」
A「情報源にしていた局とセンスが合わなくなった」
B「南森町のところの局やね」
A「まず新規開拓を謳った番組が新規開拓をしなくなった」
B「しなくなったということはないけど、それでも 一部のアーティストばっかりかかるのは変やったね」
A「だって2週に一回は必ずメレンゲか ビートクルセイダーズがかかるでしょ?」
B「まぁ、あのDJの趣味やからなぁ…」
A「そう、趣味でやるのは別にええねんけど、 公共の電波に乗るのに趣味丸出しはあかんやろ!」
B「おお、吠えてきました吠えてきました」
A「一部アーティストのファンと番組やってる構図にしか 聞こえないのがアホらしなってきて…」
B「で、聴くのを辞めた」
A「うん。嫌やったら聴かんかったらええねんと思って。 馴れ合いを聴かされても時間の無駄やもん」
B「まぁ、ちょっと擁護すると色々しがらみがあって 大変やったと思うねんけどね」
A「そんなしがらみでこんがらがるんやったら 番組終わらしたらええねん」
B「でも人気番組やしなぁ…」
A「それやったらコングさんの番組どうなんの? 終わらせたと思ったらティーンエイジャー向けの しょーもない番組始めて、 ナンボほど世間に媚び売るっとんねん!」
B「いや、ほら、向こうも商売やし」
A「商売っ気出しすぎやねん! ミナミホイールの料金値上げするし 何かとイベント立てて小銭稼いで肝心の選曲が FM大阪と変わらへんって存在意義ないやん」
B「まぁ、選曲センスの良さが売りみたいなもんやからなぁ」
A「おまけにヘビーローテーションに選ぶアーティストに 何でプレテターズやねん!」
B「pillowsのさわお君とGLAYのJIROとかが組んだバンドやね」
A「普通ヘビロって新人とか知名度のない有望株を選ぶのが 常ってもんやろ。リスナーもそれを望んでる。 それやのに企画バンドを選ぶってありえへんで! O.P.KINGを選ぶようなもんやで!」
B「奥田民生、YO-KING、ピーズ、pillowsのシンちゃんが 組んだユニットやね。ま、確かにそうやわなぁ…」
A「スペ中校歌を流しまくった某番組と体質が一緒やん!」
B「そりゃ一緒の局やねんからしゃあないやん」
A「一部の業界人だけで盛り上がって 一般人置いてけぼりにしてどないすんねん! そんなんやから支持が落ちていくねん」
B「でも根強い支持者もおるやん」
A「支持者と言うより盲目的な信者やん! アカンもんはアカンってはっきり言わな。 でないとクオリティーは下がる一方やで!」
B「わかった、わかったから某局批判はここで止めよう 趣旨から離れていってる」
A「すんません、熱くなりすぎました…」
B「ところでラジオを聴かなくなった以外にも 音楽を聴かない、というか新しく情報を仕入れなくなった 理由があるんちゃうの?」
A「あ、iPodを買ったことですね。 就活中にしんどくなって気晴らしで」
B「ローンで買ったと?」
A「まだローンの支払いが残ってます(笑) でも買ってよかったですよ。 いちいちMDを入れ替える必要なくなりましたもん。 あの曲が聴きたいと思ったらすぐに聴ける」
B「それは便利やね。それで家中のCDを片っ端から入れた、と」
A「そうそう、これでしばらく聴いてなかった曲を 久しぶりに聴いて、意外と良い曲や悪い曲の 再発見をするのが楽しかったですね」
B「TUTAYAでアホみたいにCDで借りてきたりしたもんな」
A「一度に10枚とか借りましたからね。 昔MDやカセットに落とした曲をやり直したり 今まで興味はあるけど聴いたことのなかった 洋楽のアーティストとか新しい発見はありましたね」
B「ウルトラマンのCDとか映画のサントラまで 借りてはiPodに入れてたからなぁ」
A「趣味ですから(笑)」
B「今年良かったというかよく聴いたCDは?」
A「そうですね…、まずレミオロメンのアルバム」
B「意外とメジャーどころが来たね」
A「いやいや、これが滅茶苦茶良いんですよ! アルバム一枚としての構成が凄くしっかりとしてるし シングル曲以外も聴かせるものがある。 シングル曲「南風」なんかはリピートで 3時間くらいずっと聴いてたりしましたからね」
B「ストリングスのアレンジがいいよね、あれ」
A「で、メロディーも綺麗じゃないですか」
B「でも、レミオロメンは今年後半に出たシングルは あんまり聴いてないみたいやね」
A「あ、僕はアルバム狙いなんで。 レミオロメンって前回の「朝顔」もそうだったんですけど アルバムの出来が無茶苦茶良いんですよ」
B「アルバムの出来というと去年誉めてた アジカンの2ndアルバムは聴いてないねんね」
A「なんか発売前から評判が高すぎて。 天邪鬼やから聴く意欲がわかなくて…」
B「ふ〜ん。まぁ、熱心なファンちゃうかったしなぁ」
A「あと、よく聴いたといえばポラリスのアルバムも 夏ごろはアホみたいに聴いてましたね」
B「今年も暑かったから丁度良かったよね」
A「でも、ポラリスはメンバー脱退…」
B「そうそう、今年はそんなん多かったよね」
A「しかも好きなバンドに限って! 夏ごろの残像カフェは少し覚悟が出来ていたけど hi*limitsは心の準備が出来てないだけに ショックが大きかった」
B「シングルも順調に出し始めて ワンマンが決まった矢先やもんなぁ…」
A「だから今年後半はhi*limitsの最新アルバム「窓」を それこそキ○ガイみたいに聴きましたもんね。 今年下半期のベストを挙げろと言われたら 間違いなくこの「窓」ですね。名盤です」
B「下半期は結構良いアルバムがたくさん出たけど、 それを抑えてっていうのはよほどできが良いねんね」
A「そう。ベベチオもストレンジもスネオヘアーも 凄い良かってんけどね。でも、かなわない」
B「個人的心情を抜きにしても曲がバラエティに溢れてるし 緩急の付け方もうまかったからなぁ」
A「でしょ。まぁ、あんまり絶賛しすぎると 僕みたいな天邪鬼な人の心証を悪くするけどね」
A「ということでお送りしてきました2005年を振り返る 音楽編いかがだったでしょうか?」
B「某局批判はちょっとやりすぎちゃう?」
A「すんません、反省してます でも、まぁ、期待の裏返しと言うことで」
B「それにしても長いなぁ、読んでる人疲れはんで」
A「そういうことを見越しての対談形式なんです」
B「ホンマにそれが機能してるかわからへんけどな…」
A「それを言ったらこの対談自体2005年を 全然振り返ってないですけどね…」
ということで次回は映画編です。お楽しみに。
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2005年12月19日(月)
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