アキ

と言っても白血病なのに病院を抜け出して
倒れる三流純愛小説のヒロインではない。
元日本代表FW・セレッソ大阪所属西澤明訓のことである。
昨日行われたナビスコカップ対清水戦で
またもゴールを決めたのである。
リーグ戦とあわせて今季8ゴール目。
そのうちの大半が美しいボレーシュートによるものである。
アクロバティックで見るものを惹きつけるプレーが
ここ数年見られなかったのが嘘のような連発ぶりである。
この好調さを受けて再び日本代表へという話が
にわかに出始めた。しかしながら彼が再召集されるという可能性は
かなり低い。というのも現代表監督の頭が相当に固いからである。
W杯のトルコ戦において当時評論家であった
現代表監督は西澤を厳しい評価を下した。
その評論家が代表監督になったのだから呼ばれようはずがない。
ましてや現代表監督の古巣に抜群の愛称の良さを誇るチームに
所属しているのだから印象はさらに悪いに違いない。
このような好調な選手が無視される現状が今の日本代表の
大きな癌となっているのは言うまでも無い。
現在Jリーグで好調な駒野が呼ばれないことからも察しがつくであろう。
そもそも現代表監督は西日本のチームの試合を見ているのかどうかすら
疑わしい感があるが、それに甘んじているサポーターも
いい加減目を覚まして欲しいものである。
(西澤の件ついては本人の怪我の具合があまり思わしくないので
 代表に呼ぶのは勘弁して欲しいところがあるのだが・・・)
2005年05月29日(日)

Dag Soliloquize / tsuyo