謹賀新年

一年の計は元旦にありと言うけれど、
親子で「王の帰還」を見て泣いていた我が家は
一体どんな一年になるのだ?

さてさて、そんな与太話はさておき、
今年のカレンダーはNewtonの付録で付いてきた
土星の写真が大きくプリントされたものである。
このカレンダーを壁に貼ると遠い宇宙のかなた
ちょうど土星の軌道上で宇宙船の窓から
巨大なガスの惑星が顔を覗かせているようで
神秘的ながらも先進的な感じがして悪くない。
その昔、まだ幼い時に宇宙の図鑑を眺めては
空想した未来のことを思い出すような
ノスタルジックな気分もどことなく感じさせてくれる。
あの時は世界はもっと広くて謎に満ち溢れていると思ったけれど
成長していくたびに世界は狭くなっていった気がする。
しかし宇宙はまだまだ解明されていないフロンティアのままだ。
あの頃のような無限の可能性はもう秘めてはいないけれど
自分の持っている可能性を少しでも飛躍させられるような一年にしたい。
以上、ささやかながら年始の挨拶でした。
2005年01月01日(土)

Dag Soliloquize / tsuyo