価値観の違い

ウチには大量にCDがあるのだけれど、
親に前々から言われるだろうと思っていたことを
ついに言われてしまった。「片付けるために売れ」と。
何と言うか価値観の違いを痛感しましたね。
だって、あーた、わたしゃこの10年以上
くだらん深夜番組も見ずにずっと音楽を聴き続けてきて
体の一部となっているんですよ。少ない手持ち金の中から
見込みのあるCDを必死になって吟味して、
若い自分の心を少なからず満たしてくれた楽曲たちが収められた
そんなアルバムのようなものを「ハイ、そうですか」と
簡単に手放せるわけが無いじゃないですか。
確かにはずれもあったけれど、それはそれで自分の耳の肥やしになり
自分の眼力(聴力)を研ぎ澄ませる一因になったわけなんだし。
それにCDなんて今どき売ってもたいしたお金にはなりませんよ。
それこそ親のことだから見る目の無いB○○KOFFだとかに二束三文で
引き取ってもらう魂胆に違いない。
夏場に泣く泣く大量の本を処分させられて、今度はコレですか。
いくら捨てるのが好きな親でもコレだけは譲れません。
自分にとっては真珠のネックレスやロレックスの時計よりも
価値がある物なんだから絶対に売らせるものか。
勝手に売ったりしたらマジでグレるぞ。
(いや、親の意向に反して大学院に行った時点で
 半分グレてるようなものか。でも親の意向自体が、ねぇ…)
2004年12月30日(木)

Dag Soliloquize / tsuyo