距離と気分の差

今自分は京都の市内のはずれにある学校に通っている。
通学時間はだいたい2時間だ。
学部時代は滋賀県の山の上に通っていた。
こちらも通学時間は2時間くらいだ。
院に来て通学時間の話になるとよく
「時間的には変わらないからしんどいんじゃない?」
と言われるが実はそんなことはない。
というのも精神的に楽なのだ。
2府1県を股に掛けて通学するのと隣の府に通うのでは
気分的に大きな違いがあるのだ。
おまけに学部時代は大学の周りに何も無かったが、
今のところは金閣寺や竜安寺を初めとした名所に囲まれ、
バスで少し行けば繁華街に出ることができる。
繁華街に出なくても食堂がいっぱいでお昼をとることができなくても
学校の外に出ればいくらでも飲食店があるのだ。
しかも学生相手なので量の割に値段が安い。
今の学校の学生に言わせれば不便なところだという声が多いが、
前の学校に比べれば随分と恵まれているのである。
話が逸れたが、同じ通学時間ではあるが
やはり一本道しかなく面白みのない2時間に比べ
何かと選択肢のある2時間の方が気分的にも違うのである。
もちろん学校に入ったいきさつにも大きな影響があると思う。
滑り止めで仕方なく入った学校でしかも滋賀の片田舎となると
島流しにでもされたような気分になり暗い気持ちにもなるが、
望んで入った(といっても第一志望ではないが)学校の場合は
それなりに気持ちに張りというものが出てくる。
やはりモチベーションというのは大事なのだと実感する毎日である。
2004年10月28日(木)

Dag Soliloquize / tsuyo