| ラスト・サムライ別考 |
ラスト・サムライを見終わった後の人がよく言う感想 「自分が侍の子孫であることを誇りに思います」 さぁ、ここで問題。この感想の8割は間違いです。 どこが間違いか?ズバリ、日本人のほとんどが侍ではなかったのだ! だって江戸時代ではほとんどが農民だし、商人と職人を足していくと 日本人の96%くらいが侍ではなかったはず。 (下調べしてないから正確な数字は自信が無い。間違ってたらゴメン) まぁ、そんなことを言い出すと面白みが無いので そこらじゅうに触れ回ったりしないけど、じゃあ、これが侍ではなく 別の日本に関するものだったらどうだろう? 例えば… 終戦後間もない日本に降り立った一人のパイロット。 彼は日本を無差別爆撃し原爆を落としたことに対して 軍と国家への猜疑心と自己の行為への後ろめたさを感じていた。 日本の民主主義化を促進するために日本政府に雇われたトムは 未だ降伏しない日本兵の集団と出会い、日本軍人のカリスマ山本と 心を通わせる。日本人の勤勉さや穏やかな民族性、 そして日本という国の文化と誇りに触れていくうちに心を惹かれていく。 しかしそんな穏やかな日々をGHQが切り裂いていく。 愛するものや日本人としてのアイデンティティーを守るために 負けるとわかっていながら戦いを挑む日本兵たちにトムは加担し… で、タイトルが「ラスト・ヘイタイ」「ラスト・グンジン」ってのを トム・クルーズでもブラピでもいいから作って日本で公開したら やっぱり鑑賞後の感想で 「日本兵の子孫であることを誇りに思います」 とか言うのだろうか?侍よりもよっぽど身近だと思うんだけど。 だって戦前の日本人ならほとんどが徴兵で兵隊になってるもんなぁ。 それこそ兵隊に行ったじいちゃんがチヤホヤされたり… なんてことはないよな。通ずるものはあると思うんだけど、 今の日本の歴史認識からしたらこんな映画は 「戦前の軍国主義を礼賛する危険思想の映画だ!」 なんて言って上映反対運動とか起こって大問題になりそう。 それこそ頭の固まった連中が再軍備がどうのこうのとか言いそう。 でも話的には「ラスト・サムライ」と一緒だと思うんだけどなぁ。 じゃあ、明治期の日本人提督と出会って日本海海戦に向かう 「ラスト・テイトク」とか。あ、これは勝っちゃうからダメか。 じゃあ、バブル期を舞台にした「ラスト・リーマン」とか いかに日本人を骨抜きにしたかを描く「ラスト・(自主規制)」とか (自主規制)を描く「ラスト・(自主規制)」とか・・・以下延々と続く
ところで窪塚クンが飛び降りですか? やっぱり「ピンポン」の時みたいに 「ア〜イ キャ〜ン フラ〜イ!」 とか言って飛び降りたんだろうか?
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2004年06月06日(日)
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