偶然

図書館で調べ物をしようと思って市立図書館に行ったら
タイミングが悪く休館日だった。
仕方がないので中ノ島から堂島まで歩いて
図書館にもっとも近い様相を呈しているジュンク堂書店に行った。
エスカレーターを上がると通信講座の棚で
くたびれた雰囲気の怪しそうな若者が棚を漁っていた。
こういう人とは係わり合いにならない方が良いと思い
足早にその場を去り、先生から薦められた本を探していると
どこかで見覚えのある後ろ姿が…ギョッ!さっきの奴だ。
このジュンク堂書店堂島店では統計的に新書コーナーで
そんな怪しげな若者に遭遇することが多い。
彼らに共通する点は以下の8点である。
1、落ち着きがない
2、メガネの奥の目に怪しく鋭い眼光を備えている
3、あまり褒めた身だしなみではない
4、内心で人をバカにしているのか他者に対し気を遣わない
5、近寄りがたい雰囲気を持っている
6、やたらと歩くスピードが早い
7、人を鼻で笑う
8、皆、似たような服装である
別に差別をするわけではないが、特徴を見てわかるように
彼らが本棚で陣取っていると探せる本も探せなくなるので
非常に迷惑なのである。仕方が無いのでさっさと退散することにした。
いろいろと雑務を終え、次の時間までにまだ少しあるので
目的地と同じ方向にある旭屋書店で時間をつぶす事にした。
ここは改装後は品揃えが悪くなったので、最近はあまり行かないが、
それでも凡百の本屋よりも品揃えは良い。2階の文庫本フロアで
いろいろと物色し終えた後、上の階に向かうエスカレーターに
乗ろうとしたところで第二の衝撃が私を襲った。
文庫本のしかもハヤカワSF文庫というこれまた濃いコーナーに
ジュンク堂で見かけた怪しげな若者がいたのだ!
さすがに尾けられているという被害妄想は沸かなかったが、
偶然にしても恐ろしい遭遇率である。
それにしても、である。きれいなお姉さんならまだ嬉しいが、
よりにもよってあまり係わり合いになりたくない人との
偶然の遭遇は気分の良いものではない。
心の中で「クワバラクワバラ」と唱えつつその場を去ったのであった。
その後の目的地云々の話は第二日記「今日の始末書」にて。
2004年05月24日(月)

Dag Soliloquize / tsuyo